2005年11月
■2005年11月
ヒュンダイのエントリーモデルとして2002年10月に発売。Think Basic(TB)という開発コンセプトのもと、クルマに最も必要な基本性能である実用性、快適性、安全性に重点を置いたヒュン ダイの世界戦略車だ。ヨーロッパ、アジア、日本を含め全世界に年間30万台を販売するグローバルカーとなることが目標。外観は都会的な親しみやすいデザイン とし、インテリアは視認性の高い大型メーターパネルを採用するなど、機能性と実用性を両立させたものとした。室内はキャビンを前寄りにしたパッケージングにより、コンパクトなボディサイズながら広いスペースを獲得している。また、運転席回りや荷物スペースなどに計16カ所の収納スペースを用意した。リアシートはワンタッチで前倒しが可能な6:4分割可倒式。ダブルフォールディング機能も備 え、用途に応じたシートアレンジができる。搭載エンジンは当初は1.3リッターSOHCだったが、2005年10月のマイナーチェンジで1.4リッターDOHCに変更、動力性能を70kW/125N・mに向上させると同時に平成17年基準75%低減の★★★★レベルの排気ガス性能を達成した。全車とも電子制御4速ATの設定となる。このときには同時に、エクステリアデザインを変更したほか内装も変更して品質感を向上させ、電動格納式ドアミラーの採用など、装備や仕様の充実化を図っている。デュアルSRSエアバッグやEBD付きABSなど安全装備も必要十分なものが用意される。