オルティアを人に譲ることになったため、2年と8ヶ月乗り回した上での寸感になります。
43000kmを走り回した上での平均燃費は11.85km/L
2010.3.20
- 総評
- オルティアを人に譲ることになったため、2年と8ヶ月乗り回した上での寸感になります。
43000kmを走り回した上での平均燃費は11.85km/L
10.15モード燃費が12.4kmなので、MT車としては誉められた燃費ではないだろう。
ちなみに最高燃費は16km/L(満タン法計算)
※エコ運転意識すればもっと行くと思われるので運転次第かと思います。
長距離主体とも言い切れず、渋滞の中を走り回ることも割と頻繁にあった上で、且つエコ運転など完全無視という感じの走行にしては頑張った方という言い方もできるかも知れません。
良い点・悪い点は下記に挙げるとして、可も不可もない点としては内装・シート。
HONDAとして他車種間で統一されていたので、当時の同価格帯のHONDA全てに言えることだけど、この辺りは本当に可もなく不可もない。
道具として見るのならば必要十分で、インテリアや自分の部屋という視点を意識してみればショボイという言い方になる。総じて、小物入れはもう少しあちこちに配置してくれてもいいんじゃないかと。
賛否両論あるシートについても、個人的には疲労を感じ難い作りをしていると思います。
二人までなら車中泊も苦にならないと思いました。
フルフラットになったりすると、車中泊的にも最高だったんだろうけど、当時そんなコンセプトはなかったのでこれは仕方ないか。
外観は人の好みによると思うので、無採点とします。
今から「購入したい!」なんていう人は稀だと思うけど、いい加減ヤレが目立つような年代(HONDAのシャシーということもある)になってきているので、車両のチェックはしっかりやるべきかと思います。
- 満足している点
- ・高回転時に小気味良いエンジン。
この辺りはホンダ製高回転型エンジンのご多分に漏れずという感じ。
上はレッドゾーンまで多少もたつきながらもしなやかに回り、メーターを容易く振り切る。
V-TEC搭載まで生き残っていれば、面白い車種になったと思われます。
・無茶が利く楽しいワゴンであるということ
足回りの方はFFベースの4WDであり、コーナーリングなどでは本格派のフル四駆では真似のできないことがやれる。
※もちろん、無理をし過ぎるとタイヤ鳴りしたりするけど。
接地感が不足という意見も良く聞くが、 15inchのタイヤを履いていた限りでは不足と感じたことはない。
車室内への騒音も通常走行域では普通。
高速走行時(主に110kmオーバーぐらいから)はちとやかましいが。
全体的には突き上げなんかを上手くいなすような方向性を持っているけど、乗り心地は値段相応かと思います。
発売当時は酷評されたデュアルポンプの四輪駆動も、雨天時の路面などでは必要十分な性能。
雪道走行にしても常識的なスピード域では(MTで走り回る限り)ある程度の信頼性を置ける。
-12℃下の日勝峠(アイスバーン有り)、しんしんと雪が降る中ほぼ除雪の行き届いていなかった苫小牧 → 函館間の移動でも四駆の足回りに性能不足を感じることはなかった。
※基本的にはスタッドレスタイヤの性能に大きく左右されていると思われます。
※悪路走行時の信頼性といってもダートコースを元気に走り回るという使い方はできない。
一度、えらい目に遭いました(--;)
- 不満な点
- ・低速トルクのなさ
坂道発進や轍のある路面、新雪路面走行などの出だしに負荷の掛かる場面での多人数乗車・多積載時は特に注意が必要(バック含む)。
・低速時の車両の挙動や、低速時のエンジンブレーキなどでの振る舞い
レギュラー焚いているという意味では仕方のない部分もあるが、もう少し上手に躾けて貰いたかった。
・ブレーキの効き
スバル車やマツダ車、後は件のハイブリッド・プリウスなんかと比較すると、癖があって効きが(チョット)悪い。
まぁ、車間距離とかを含め慣れでどうにかなる部分ではあると思いますが。
・車室内空間が狭い
まぁ、コンセプトもプラットフォームも古いから仕方ないと言えば仕方ないが、それにしても狭い。
荷室は広いんだけどなぁ。
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