ホンダ ビート 「・・・そんなもろもろのあらゆる不満点は屋...」のユーザーレビュー

・・・そんなもろもろのあらゆる不満点は屋...

2009.6.23

総評

・・・そんなもろもろのあらゆる不満点は屋根をあけて走り出した途端、青空と星空の向こうっ側にきれいさっぱり吹き飛んでいくんです、これが！
　僕に車の楽しさ、運転の楽しさ、青空の気持ちよさ、星空の美しさ、人生のばかばかしさと楽しさを教えてくれたのはこのくるまでした、大げさに言うのならば。
　それくらい大好きな車です。一度事故を起こして泣く泣く手放しましたが、どうしても忘れられずにまた買い直してしまったほどです。何でもない通勤の交差点がこんなにも楽しいなんて！不満なことなんて自分で工夫して対策すればいいし、どうにもならないことは気にしなければいいんです。それでも駄目なものはきれいさっぱり忘れてその楽しさの上に乗っかってワハハと笑い飛ばせばいいんです！なぜなら人生は短く、空はどこまでも青く高いのですから！
　ホンダさんが後継車を出すという噂がありますがぜひ出してもらいたい！自動車というものの意義が厳しく見つめ直されてるこんな息苦しい時代に、普通の庶民が買えるスポーツカーが唯一生き残っていける道だと思う訳です、ビート的な生き方は。
　スペックじゃないのです。所詮バブルという馬鹿げた時代に咲いた小さなあだ花なんでしょう。でも、２１世紀生まれの小さな子供たちはたいてい信号待ちで止まった小さな黄色いビートを見ていかにも楽しいそうに笑ってます。「パパ、あのちっちゃい黄色い車何？」楽しいじゃないですか！もう一度楽しさを車に取り戻すべきでしょう。じゃなきゃ車なんてやがてなくなってしまいますよ。まあ子供にバカにされてるだけなのかもしれませんけど。
　とにかくビート最高！

満足している点

オープンエアの気持ちよさ！
コクコク決まるショートストロークのシフト。
今でも決して色あせないエクステリアデザイン。
ちっとも早くないけどとってもよく回るちっこいエンジン。

そしてやっぱり何よりオープンエアの気持ちよさ！

不満な点

冷静にみたら不満な点ばかりです。今やたぶん雨漏りのしない個体なんて日本に一台もないだろうな、と思わせるしょぼーい幌の設計と造形。僕のようなヘタッピでは決して思い通りには曲がってくれない超安定志向のハンドリング。なんだか意味不明のゼブラ柄のニセバケットシート（これがまたすぐ腰回りが破けるんです）。荷物もろくに詰めないし、対向車のライトは眩しくてしょうがないし、運転席より狭く作ってあるとても大人の男が乗り続けられないちっちゃな助手席、プラグ一つ換えるのもめんどくさいエンジンへのアクセスetc・・・etc・・・。
　

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験