ホンダ ビート 「車という存在の価値を知らしめるもの 昨年、2台目を購入。趣味・仕事柄乗った車種は3桁になるが、どんな車に乗ってもその後自己の基準をリセットしメガネの曇」のユーザーレビュー

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評価

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車という存在の価値を知らしめるもの 昨年、2台目を購入。趣味・仕事柄乗った車種は3桁になるが、どんな車に乗ってもその後自己の基準をリセットしメガネの曇

2006.12.15

総評
車という存在の価値を知らしめるもの
昨年、2台目を購入。趣味・仕事柄乗った車種は3桁になるが、どんな車に乗ってもその後自己の基準をリセットしメガネの曇りを取ってくれる、「運転をする道具」としての車の究極のベンチマークたる存在。
「足りない」と評される部分は製作者たちが目指すポイントに至る上で切り捨てたもの。完成した結果を注視した時、ほぼ「これで正解」と思える、本当に稀有な車。その姿は15年の時を経た今でも美しく、運転の楽しさは簡単さと難しさという二律背反な面を伴いつつ今も色褪せない。
日本車史で十指に残る傑作車の一台に相違ないが、相応のセンスがないとそれに気づけないのは難点か。
この車に乗り、ポジネガいずれを問わずどんな言葉が出てくるかで、ドライバーとしての指向傾向がわかる。あらゆる意味で天秤のような車。
所有した場合持ち主のデリカシーが露骨にコンディションに出るのも面白いポイントである。走行距離と状態が全く合致しない車。
満足している点
車として「素の味」を強く残しつつ、運転は非常に容易。MRというレイアウトにも関わらず、雪道の運転すら楽にこなすことができる。ABSモデルはほんの数台、全ての車体がノンパワステであるにも関わらず、である。
計算されたエンジンの非力さと出力に対し若干高いギア比は、高い回転域へとドライバーを誘う。大袈裟な速度を出さないまま本気の気分になれる、メーカーが謳う「ミッドシップ・アミューズメント」のコンセプトが垣間見えるセッティング。ミリ単位を正確に追従するステア、きわめて決まりのいいシフト。そう、全ては走ることを娯楽とするためのホンダの「筋書き」なのだ。主役はドライバーである。
ちなみに、屋根を閉じていれば思いのほか荷物は載る。トランクだけがラゲッジではない。
不満な点
発売当初から叩かれていたシートだが、柄だけでなく形状も今考えても疑問が残る。また、見た目美しい専用オーディオは、カセットの時代でなくなった今となっては汎用性のないお荷物になってしまった。前後異径というタイヤ/ホイールも難物であるし、偉業を達成すべく細部まで詰めた設計は結果として整備する側にとっては異形となってしまっている。他の車なら容易に手が入る部分に手が入らない。
維持していく上で車に対して無頓着では苦しい部類。洋車ほどではないにせよ、手間はそれなりにかかる。
デザイン

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積載性

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燃費

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