ホンダ ビート 「量産車初！ミドシップモノコックオープン ▼何かをするための道具としてのクルマではなく、クルマに乗るのが目的のクルマ。▼あえてコストのかかる、複雑かつ贅」のユーザーレビュー

量産車初！ミドシップモノコックオープン ▼何かをするための道具としてのクルマではなく、クルマに乗るのが目的のクルマ。▼あえてコストのかかる、複雑かつ贅

2006.10.23

総評

量産車初！ミドシップモノコックオープン
▼何かをするための道具としてのクルマではなく、クルマに乗るのが目的のクルマ。▼あえてコストのかかる、複雑かつ贅沢なレイアウトを採用し、オプション満載にすると、新車価格が200万を超えてしまうという、バブル期の仕込みだからこそ造り得たクルマ。▼世界の量産車の誰の真似もしていない唯我独尊は高く評価していい。▼私は、こんな贅沢なクルマに乗れる幸せに感謝している。

満足している点

▼量産車として世界初のミドシップモノコックオープンボディ。誰の真似もしていないオリジナリティ。▼バランスの取れた優秀なデザイン。オープンは勿論、幌をかぶせていてもかっこいい。▼小気味よいシフト。カチッカチッと決まる気持ちよさは何より。短いストロークは、手首だけで操作が可能。▼とにかくよく回るエンジン。ターボでもDOHCでもない普通のエンジンが1万回転近く回り切る。▼日本車離れした内装。特にメーター回りは、遊び心もあり優越。▼路面をダイレクトにインフォメーションするステアリング。パワーアシストが介在しないため、クルマの挙動が分かり易い。また、素早いロックトゥロックでも、オイル切れから来る、ガツンとステアが重くなる現象が出ない。▼コーナーリングおたくではない素直なハンドリング。どんな無謀なことをしても滅多なことではリアはブレイクしない。振り回す・・と言うよりはオンザレールの感覚。また、リアが勝っているため、場合によってはプッシングアンダーが出る。▼高回転型エンジンでありながら、驚きの低燃費。最高21.48/Lを記録。目一杯回しても、さほど燃費が悪化しない。

不満な点

▼人が二人しか乗れない。荷物を載せる場所がない。荷物を積む場所もない。▼長い年月が経つと、雨漏りがひどくなる。これは、幌の劣化のため。消耗品である・・と考えると、一概に短所とも言えない。▼デビューから15年以上を過ぎ、オフション品には部品供給が終了したものも出てきた。例えば、オーディオのスピーカー類は修理部品供給が終了。▼極めてマニアックなタイヤサイズのため、純正のタイヤ選択が限られる。確実にあるのはBSのPlayzぐらいのもの。▼前後異径サイズのため前後ローテーションは不可。▼純粋なスポーツカーだが、ターボでもDOHCでもないため、レッドゾーン近くまで回さないとパワーがない。勝負出来るのはワインディングぐらいのものだろう。▼エンジンオイルの食い込みが遅い。オイルの注ぎ口は、エンジンルームから上に延びた細いホースから入れるため、油断するとすぐ溢れてくる。▼重いステアリング。クルマを少し動かしながらステアする・・という基本さえ出来れば、全く重さは感じないのだが、パワステに慣れている若い子は、据え切りをのクセがついているのか、ステアが重いと感じるらしい。▼インパネ回りは、純正のオーディオと一体デザイン優先のため、DINサイズのカーオーディオが入らない。ビート生産中は、2DINを入れるための社外インパネもあったが、今入手するのは困難だろう。また、狭い車内は、スピーカーの設置にも苦労すると思われる。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験