ホンダ ビート 「納車。憧れの車入手」のユーザーレビュー

納車。憧れの車入手

2015.11.29

総評

この車は「ネオヒストリック(ネオクラシックとも言うの？かな。)」に当たります。今まで乗り継いできた人ならともかく、今から手を出すならばそれなりに頑張らなければなりません、私のように。
そして、荷物も人も乗せない、「そんな利便性が○○で何の役にたつのさ」(○○には好きな言葉をいれてください)という利便性を捨てる覚悟を決めた者だけが扱う駆動方式であり、クラシックカー同様、手を入れてあげるということが出来る人だけが買う車でしょう。
ただ、今回購入した車は冷房も効くし(ガシガシ利く)、フロン134aへ切り替え済みだし、エンジンO/H済みだしと今まで乗ってたクルマとさしたる差がないというおまけつき。
昔ならいざしらず、今ならどうとでも仕上げられる自信がありますので「素敵」の一言です。

何度も書きますが、他の人には絶対お勧めしません。

満足している点

１５年憧れ続けた車を所有し、東名のど真ん中で涙流しながら走れたくらい感動。
求めていたすべてがここに凝縮されているのに、何故迷走したのかと思うほど。

すべてに満足。

不満な点

とりあえず、古いこと（笑）
これが新車なら言うことない。でも、中古車故の楽しみが幾つもあるのでやっぱりないんだな（笑）

デザイン

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走行性能

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極めてよし。小型で軽快なイメージはあるが、ステアリングがダイレクトであるため、そこに至る操作する感覚が気持ちいい。
シフトフィールは堅く重い。ストロークが短く、ゲートも狭いため本当に手首だけで操作できる。しかも、センターコンソールに当たる部分はちょうど肘が載せられるので楽しい。
アクセルレスポンスでぐんと加速する感覚を、音とリア駆動により全身で味わうことが出来る。これが本当の「車を操作している」という楽しさだと思う。
ただ、そのためにやや扱いづらいと感じさせる部分があると思われる。
また高回転型のため、5000は回さないと適度な加速ができないので慣れてないと遅い車だと感じるだろう。

乗り心地

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乗り心地は非常に堅い。ステア、足からがんがんとインフォメーションが入るが、車両が軽いせいもあってか非常に騒がしい。
ビートが五月蠅いというのはエンジンだけでないようだ。
振動は、不必要に震えているようには思えなかった。
あと長距離だとどうしてもステアリングからくる衝撃が掌にじんわりダメージを残します。
最近気付いたのが、このクルマはオープンを基準に設計されているので、煩いと思ったら騙されたつもりでオープンにするといいですよ。幌の風切り音、幌骨のきしみ、伝わるエンジンの振動、リアスクリーン等で反射され響くエンジン音が空に向けて逃げ、かつステレオの音もドアの窓での反射が確保されているので、実は快適に曲を聞けるようになります。

積載性

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意外にある、と言う感想。工具、荷物程度なら助手席に。私はシートを前に出すのでバッグくらいなら充分のります。

燃費

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東名帰りで……燃費はこれから計測ですが、まあまあではないでしょうか。

価格

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故障経験

既に壊れているのはスピーカー。そもそも左だけツィーターが乗ってたりと怪しいとは思っていたのだが……。
納車確認中にキーシリンダーが落ち込んだ。ただはまっているだけということで、すぐ戻してくれたけどこれはキーそのものが悪い。純正のキーにしたい。