セダンの良さを教えてくれた
4年前に中古で買い、製造からもうじき15年で走行距離は17万キロになります。残念だけど次の車検を通すのは諦めました。しかし
2007.8.9
- 総評
- セダンの良さを教えてくれた
4年前に中古で買い、製造からもうじき15年で走行距離は17万キロになります。残念だけど次の車検を通すのは諦めました。しかし決して壊れて手放すわけではありません。次の車検の見積りを出してもらったら交換部品の多さで車検整備費用がかなり掛かるのと、今時の車にしては燃費が悪いと、一番の理由である家族構成の変化ということで手放すことになりました。
カタログを見れば判るのですが、フロントミッドシップ、縦置き5気筒エンジン、ダブルウイッシュボーン装備と普通のセダンとしては普通ではない作りです。見た目以上に楽しく良い車でした。2005年にミニサーキットの走行会にも参加できました。セダンは年寄りの乗る車とばかり思っていましたが、乗りよい車を選ぶにはセダンが一番と言うことに気が付かせてくれた車でした。今では車全体が大分へたってしまい元気の無さを感じる時がありますが、それでも基本性能が素晴らしい車だと感じることの出来る車です。機会があったら次は5MTで乗り込んでみたいです。
- 満足している点
- ・一番は車のバランスの良さだと思います。山道、サーキット、高速道路ほぼ全てにおいて安定感が素晴らしい出来です。特筆するのがコーナリング性能で軽量のEGシビックより遥かに上を行ってます。最終型のプレリュードと同等かそれ以上と言っても良いです。
・次は5気筒エンジンです。Vテックを使わないのに2リッターで当時としてはかなりハイパワーな160馬力!高速道路で回せば回り捲るこのエンジンはVテック無しエンジンでホンダの最高傑作!と自分は考えちゃってますw(ちょっと大袈裟でごめんなさい)このエンジンの伸びはかなり興奮できます!ミニサーキットでは1速でレッドゾーンに入ってもエンジンパワーがモリモリ伝わってきて一瞬ですが9000回転まで回せました。本当に涙物のエンジンです。
・次がATです。15年前のATということで当然4ATなのですが、ホンダの凄い所は1速~4速まで全て手動でコントロールできます。この当時はDレンジか有っても1速、2速ですがアスコットは全てのギヤを選択できるようになってます。これは本当に走りを考えた車なんだな~と感じることの出来る代物です。
・乗り込みが低く作られているので老人が乗る時にとても楽だそうです。
・タックイン、Fドリは比較的簡単に出来ます。
・エンジンは静かで回転数を上げるといいエンジン音が室内に流れ込んできます。
- 不満な点
- 走りに関しては凄い車ですが今時車と比べると日常生活の使用には不便さを感じます。
・後部シートが狭い
・燃費が悪い
・サーキット走行をしない限りは問題ないですがブレーキが弱い
・ATを1速から4速全てを使う走行は滅多に行いませんが、変速にやや時間が掛かるのでコーナーの入り口の大分手前からの変速が必要となります。また変速時のエンブレがガツン!と効くのでコーナリング中にショックが来るとスピンします。予測をするドライビングが必要になります。もっとも9000回転まで回せるのでミニサーキットなら直線以外は1速で楽しめます。
・室内へサスなどの軋み音が10万キロを過ぎた辺りからしだしました。
・フロント部分が長いので嫁さんはよくバンパーを壁にこすってました。(フロントミッドシップなので仕方が無いです)
・ボディー剛性はさすがに今のホンダ車全てにかないません。
・この車は性能が抜群だったけど売れなかったのは、デザインが悪かったということになると思います。。。。
・手放すに当たってこれほど残念に思った車はこのアスコットだけです。手放す時は本当に寂しくてつらい別れになりそうです;;
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験