ダイハツの技術力と前向きな実行力に脱帽!
49歳男性です。二年前からずっとコペンに乗りたい…と思っていましたが、かといって現実問題として2シーターに乗
2008.4.12
- 総評
- ダイハツの技術力と前向きな実行力に脱帽!
49歳男性です。二年前からずっとコペンに乗りたい…と思っていましたが、かといって現実問題として2シーターに乗り換えても不自由なく生活していけるか…という判断に正直相当の時間がかかりました。
でも娘たちが「お父さんのレガシィは酔うから出かける時はお母さんのパッソがいい!」というのを聞いて、ふんぎりがつきました。
今年正月に契約、そしてバレンタインデーの新規登録となりました。まだ1500kmほどの走行ですが感想を述べたいと思います。
コペンはモデルチェンジすることなくデビュー後5年半の歳月を経ており、あちこちの情報にある屋根のカタカタ音とか、コペンゆえの様々なトラブルを私は今のところ一つも経験していません。やはり見えないところでダイハツの技術者のたゆまぬ努力により「熟成」されているのだと思います。
コペンの最大の魅力は、やはりボタン一つでわずか20秒ほどでオープンカーに変身するところです。これも高級車ならキザでひんしゅくを買うこともあるのでしょうが、わが田舎の近所のおじちゃん・おばちゃんにも「これは日本のダイハツの軽ですよ!」って黄色いナンバーを指差すと、かわいいスタイルともあいまって、誰もがニコニコして「いいの買ったね」と言ってくれます。これは実際に田舎で抵抗なくオープンカーに乗る場合、「ワンダフル・スモール」の一つの大きな付加価値だと思います。
それにしても最近の軽自動車はできるだけ広く快適に、そのために車高を高くって感じで、どのメーカーの軽乗用車も家電製品のような面白みのない共通のスタイルになったような気がします。コペンはそれらとはまったく異質のタイプのクルマであり、その個性を大切にしながら、いつまでも大事に乗って行きたいと思っています。
軽乗用車の上位グレードの価格+アルファー、あるいはカローラやフィットを買うくらいの予算で買え、しかも税金等の維持費がとても安くて、こんなに持つことの喜びを感じさせてくれるクルマが他にあるのでしょうか…?
- 満足している点
- ・気軽にオープンで走る爽快感(ことばで表わせません)
・軽自動車らしからぬ重厚なエンジン音(4気筒DOHC+ターボ)
・燃費・税金・通行料など維持費の経済性(普通車からの乗換えならなおさら)
・ゴーカートのように操れるハンドリングの楽しさ
・塗装のすばらしさ(ブライトシルバーです)
・サイズが小さく取り回しが楽ちん(後方視界もそれほど悪くない)
・所有することの喜び(若い兄ちゃんは見向きもしないけど、おじさんたちから羨ましがられる)
・他の車種に比べてぐんと走っている数が少ない優越感(へんなとこには行けないけど…)
・とにかくほとんどの人が気づいていない、小さいことのメリットを再認識させてくれるクルマ
- 不満な点
- ・路面の凹凸や舗装の荒れをダイレクトに感じること(サスが固めのスポーツカーなのでしょうが快適さは…?)
・オープン時の爽快さに比べてクローズ時の狭さ・閉塞感が気になります。特におじさんを助手席に乗せると息がつまりそう…でもこれは仕方ないことですね。
・タイヤハウスに砂や小石があたる音がちょっと興ざめ
・他にも普通乗用車から乗り換えた場合に感じる不便な点や不快な点はもちろんいくつかありますが、これはコペンゆえのことであり、それを当然理解した上で、また納得した上で購入すれば良いことであり、それを短所というのはまちがいだと思います。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験