５ＭＴ車について

Question

軽自動車ミニカの５ＭＴを購入しました。

３ＡＴに乗っていて、高速が怖いなあ、エンジン壊れないかなと５速あれば楽になるかとおもいきや、
スペック見る限り、それほど変わりません。時速１００キロ出すのに４０００回転。

それなら４ＭＴでいいのでは？
と思うのですが、なんでわざわざ５速になっているのでしょう。


コペンについても見てみたのですが、
４ＡＴのほうが５ＭＴより、時速１００キロ時点での回転数が ５ＭＴが４０００なのに ４ＡＴが３５００です。

一般論としてメーカーがどういう意図でそういう設定にしているのか、どなたか教えていただけませんか。

Answer 1

そもそもマニュアルならギヤーの段数とエンジン回転数は直接の関係はないですから，５MTが４０００RPMという
話し自身が意味がない話です。 4ATが３５００回転，５MTが４０００回転の数字が何の数字を言っているのか知れませんが
最高エンジン回転数を言うなら，回転が上まで廻せる5MTの方が過ぎれていると言うべきでしょう。それだけでも意味があるでしょう。
同じ最高回転数の車で段数が多いということはそれだけ小刻みに，トルクと回転数の関係をギヤーで調整できるということですのでそれだけ適正なトルクに設定できるということで優れているというか燃費向上になるということで意義があります。

４速MT車に乗っていると高速で飛ばしているとトルクが余っているように感じてもう一段あればエンジン回転をもう少し
下げて省エネで走られるのにトルクの無駄でもったいないなーと思うことがありますよ。

質問者からのお礼コメント

ae81_15zxさん
highediさん
niyaniya365さん
cba201104さん
直感的・主観的な解説、ありがとうございます。
なるほど、「トルクが余っていると感じる」というのは逆から見た発想ですね・・・！
運転する上でも大変参考になります！

皆様全員にベストを差し上げたいのですが、最も運転するうえで直感的な解説をしてくださったcba201104さんに差し上げます。

Answer 2

エンジンの回転数はエンジン自体で設定が決まりますのでミッションは直接は関係ないです。

エンジンの回転をギヤの組み合わせによってドライブシャフトに伝えるのがミッションの役目です。

ここの組み合わせが多ければそれだけ適切な力・回転数が得られるわけですがそれは速度だけに関係するものではありません。

たとえば１０００回転から２０００回転までをカバーするギヤと２０００回転から３０００回転までをカバーするギヤをＡとします。
次に１０００回転から２０００回転までをカバーするギヤと１５００回転から２５００回転までをカバーするギヤをＢとします。

走行中に得られる最高速度はより高い回転数が使えるＡの方ですが、2000回転前後が適切な状況下で走行していると細かい変化に応じて頻繁にギヤチェンジしなければなりません。

もしＢの方であれば上下５００回転の間は高い方のギヤでアクセルコントロールだけで済みますし、それ以下が多くなっても下のギヤで１５００回転を中心とした場合上下500回転をカバーできるわけです。
その分速度を出すときにはエンジンの回転数を上げることになります。

それだけ細かい路面変化に対応しやすくなるのでスポーツ性を優先する車は変速数が多くなっていきます。

また、ラリーなどで使う車両は最高速を押さえて、ギア比をダート走行に適正化したりします。

逆に速度ではなく力重視で作られている特殊車両などは１０段以上のギアで低速域を中心に組んであります。

ですから同じ設計のミッションで５速を追加したような場合はより低燃費とか高速な方に振った設計になっている場合が多いですが、基本設計が異なると性格が異なります。

車によっては４速の次がＯＤ（オーバードライブ）なんて車両もあります。

コペンの場合は趣味性の高い車ですから、ＡＴの方よりもＭＴの方がより走りを楽しむためにそのような数値になっているのだと思います。

Answer 3

＞それなら４ＭＴでいいのでは？ と思うのですが、なんでわざわざ５速になっているのでしょう。

４MTと５MTと２種を生産するのは返ってコストアップになるので、５MTに統一してあるのです。
４MTは殆ど需要が無いので、量産コストは高くなってしまいます。

因みに、現行販売車で４MTの軽自動車は１車種もありません。
ダイハツもスズキもホンダも三菱も、（トヨタも、日産も、スバルも、マツダも：OEM車）全て、４MTの軽はありません。

magaria123444さん

Answer 4

端的にはAT車にはトルク増大装置が付いてるからです。MT車にはそれはなく、単なるクラッチなので安易にハイギアードにすると少しの登り坂でもシフトダウンする必要があってとても乗りにくくなります。

AT車だとロックアップ状態で走行中に少しの登り坂でアクセルを踏めば、まずロックアップが外れてトルコンが介在します。そうすると4300rpm位でゆるゆると加速するかその速度を維持できます。なのでハイギアードなセッティングが出来ます。

後殆どのMT車の４速はギア比が1.000、つまり変速していません。