ダイハツ アトレーワゴン 「色々未完成なハリボテ箱車」のユーザーレビュー

栗AT 栗ATさん

ダイハツ アトレーワゴン

グレード:- 2005年式

乗車形式:マイカー

評価

3

走行性能
-
乗り心地
-
燃費
-
デザイン
-
積載性
-
価格
-

色々未完成なハリボテ箱車

2017.10.8

総評
星評価は3.5くらい。
自分のアトレーはノンターボの為、どちらかというとフロント外装とリア足廻り以外S320Vハイゼットに近いです。

※EFエンジンの場合(KFエンジンは除く)
荷物を載せるのを前提として運用するのであれば、ローコストで自分の知る軽箱の中で2番目に耐久性のある心臓で良い車だと思います。(心臓耐久性1番は星6つがトレードマークの車)
人を乗せるメインの乗用で考えた場合は最悪な乗り物になると思われます。
ノーマルのままだと夏はとにかく車内が暑く、真冬は底冷えが凄いです。

※EF-VEの場合
簡素な造りの為メンテはかなり楽ですが、パワーが無い分荷物を載せ過ぎると走りません。
使用用途が当てはまり知識と技術があれば面白い車に仕上がると思います。
満足している点
・EF-VE最終型エンジン搭載。
 頑丈で壊れにくい。
・出力重視の可変バルブ搭載。
 ノンターボの為、エコ運転すれば燃費はそこそこ良い。
 回せば頑張ってくれる。
・軽箱車にしたら省燃費。(15km/L以上)
・一応、メーター読みMAX135km/hくらいは出る。
 (但し、ハッピーメーター。GPS測定値は120km/h)
・20年の歴史があるエンジンなのでノウハウが豊富。
・メーターの作りが変わっていてオサレ。
・他車流用が利き部品入手が安易。
・丸4灯式で夜も明るい&見た目が良い。
・マニュアルレベライザー(ヘッドライト光軸調整スイッチ)が標準装備されている。
 艦載機搭載時は便利。
・流用すればベンチ式ローターやMT化も可能。
・パワステが油圧式。
 (D車の電磁パワステは地雷。)
・アクセルがワイヤード(電子アクセルは嫌い)
・キーレスは便利。
・商用グレードのオーバーヘッドコンソールが使えて収納スペースが広い。
・何故かターボ車の純正マフラーは社外風。
・壊れにくい3AT車。
 (4ATはよく壊れる。)

※以下はトランポとして使う場合の感想です。
・S200系に比べると格段に広くなった車内。
 (但し、他社軽箱よりは狭い。)
・350kg載せてもノッキングが出にくい(EF-VE)
・シフトがインパネ式になって操作性が良い。
・現行(S3#1型)に比べダッシュボードの形状が可愛く形が良い。(S320G)
・ウインチのおかげで搭載機の固定が楽。(スローパー)
・FMRレイアウトの為、スローパー設定がある。
・スローパーなのにニールダウン機能がない
不満な点
・純正でMT設定が無い。
・水温計がランプ式。(最低、針式希望)
・配色的に明方夕方が見辛いメーター。(白地メーター)
・普通にエアコン炊いて乗ると燃費が悪くなり全然走らない。
・足廻りがすごくローコスト設計。
 その為、挙動が安定しにくい。
 高速走行、コーナー、強風時は特にやばい。
 純正でスタビの設定が無い。
 (要穴開加工でターミナルテクニカルサービスさんという会社から社外品が出ているようです。)
・シート形状や材質が悪く長時間座ると疲れる
&寝ると腰が痛い。(ベンチシート)
・キャブオーバーFMRレイアウトの為、夏はエンジン熱で車内が暑い。
・屋根の断熱材がマットを適当に貼っているだけなので猛暑日はボディから熱を発する。(特に天井)
 極寒時は屋根、床、側面、窓、至る所から冷気を感じる事が出来ます。
・高回転型エンジンの為、下がスカスカ(EF-VE)。
 重量もある為、出だしモッサリ。
・ギヤ比が低い為エンジン音がうるさい。
・ブレーキがプア過ぎ。
・ベンチタイプでないのでFブレーキローターが歪む。
・巣がすごいヘッドブロック。
・ABSとエアバッグは要らん。
・昔からよく壊れるPWスイッチ。(ダイハツタイマー?)
・この型からシートがヒンジと一体式。
・他社に比べシート位置が高いので、座高が高いと運転中信号が見づらい。
デザイン

-

走行性能

-

EF-VEのエンジンはVVT搭載高回転型のエンジンの為
4000rpm以下はもっさり加速ですがパワーバンドに入ると走りが変わります。(MTRECみたいなモン)
が、所詮660ccの自然吸気型なので過度な期待は禁物です。(艦載状態だと特に走りません)
都市の市街地でしたら普通に街乗りする分には、普通のノンターボ軽とフィーリングはあまり変わりません。
加速やトルク重視に持っていきたい場合は、2nd発進→6000rpm超でDレンジにシフトチェンジしてやると丁度おいしい所が使えます。
(注※ただし、これをやるとATが滑りやすくなり壊れます。)

スタビが無いのでコーナー等の運動性能は最悪で、重心が高く全体がよじれるのがよく分かります。(特に足廻り)
転倒するまではいきませんが、S字振り返しやギャップ等があると車体が暴れて本当に気ぃ遣います。
大人しく荷物を載せてゆっくり走れって事ですな。
乗り心地

-

なんも積んでないととにかく跳ねます。
特に後部席は最悪でしょう。
所詮は商用軽バンに毛が生えた程度のモンで人より荷物を載せる事に特化した車です。
重量物を適度に積載すると多少安定します。
(逆に載せ過ぎるとふらつきがスゴイ)

ベンチシートは腰痛案件で最悪ですがセパレートタイプのシートはまだ良い方です。
(M社の軽箱ワゴンの方がシートが断然良かった。)
長距離や車中泊するなら改良が必須です。
積載性

-

S300型になってからはギリ許容範囲内の室内広さに収まった。
ただ、H車やS車、M車の軽箱に比べるとやはり狭い。
(許容=スカブが搭載出来るか否か)


床がフラットでないので工夫が必要。
ラッシング等のフックポイントも少ないので工夫しなければならない。

助手席がエンジンカバーのヒンジ一体式なので、助手席を外して艦載モードに移行する場合、別途エンジンカバーの補強とヒンジの代わりが必要となってくる。
燃費

-

※EF-VE 3AT車の場合
エコ運転なら15km/L以上走るが
エアコン炊いたり、かなりな重量物を載せたり、上り坂等でアクセルを踏み込むとすぐ12km/L下回る事も…。
(勾配のあるバイパス道を、200kg積載、エアコンオフ、常時アクセル開度最低60%超えと回転数6千rpm超えでセミオートマ状態の加速重視巡航で丁度10km/Lだった。※最悪燃費)

点火系がフルノーマルの為、強化オルタ、アーシング・コンデンサチューンや点火チューンをしてやると燃費がもう少し良くなりそう。

200kgの艦載機プラス工具類搭載時でエコ運転して13~12km/Lくらい。
価格

-

故障経験
・オイルパンのドレンネジ山潰れ。
・過走行によるオルタとエアコンコンプレッサーの寿命。
・年数経過によるバッテリーの劣化。
・セミオート乗りによるオートマ滑り
・年数経過のベルト切れによるオーバーヒート
・長距離乗った事によるドライバー自身への腰痛。(ベンチシートの場合)

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