シトロエン 2CV のみんなの質問

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セミトレってサスペンションはBMWの発明ですか?どこがセミなのですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

BMWが開発したとは言われてますね。
「発明」となると特許関連がどうなってるかは知りませんが。

元々トレーリングアーム式というのはアーム作動軸が車体と直交してます。
(いわゆるフルトレ)
シトロエン2CVやスバル360なんかがこれです。
これに対し作動軸を斜めにした事からセミトレーリングアーム式と呼ばれるようになりました。

その他の回答 (2件)

  • セミトレについては既に回答されている通りです。

    トレーリングアーム方式に対する優位性について補足しておきます。
    少し難しい話となるかもしれませんがご了承ください。

    トレーリングアーム方式は、サスペンションのストロークに対してアライメント変化は起こりません。
    従って、ロールすると対地キャンバーの変化が大きく、タイヤを有効に使えなくなるという欠点があり、FR車には不向きとされていました。

    また60年代のメルセデス・ベンツが好んで使っていた、スイングアクスル方式はストロークに対するアライメント変化がかなり大きく、急激なハンドリング特性の変化が起こるという欠点がありました。
    少ないストロークではアライメント変化も好ましい範囲でしたので、リア駆動の車に長く使われていました。

    この中間を狙ったものがセミトレーリングアームです。
    有名なのはBMWですがポルシェも60〜80年代は好んで使っていました。

    マルチリンクの話が出ていましたのでこちらも補足しておきます。

    マルチリンクはナックルを5本のアームで拘束し、ストロークした際にブッシュのたわみの分だけ逃げることで理想的なアライメント変化を発生させます。

    このブッシュのたわみを利用したものをコンプライアンスステアといい、この概念はポルシェ928に採用されたバイサッハアクスルが最初です。
    サスペンション形式は変形ダブルウィッシュボーンというべきもので、マルチリンクの祖先ともいえます。
    幾何学上は3要素しかなく、位置決めは応力を受けて変化するというものです。
    マルチリンクサスペンションの定義である仮想キングピンが曖昧であるため、マルチリンクとは認められていませんが発想はマルチリンクと同様です。

    コンプライアンスステアについてはBMWもセミトレ時代から取り組んでいます。
    BMWも1990年にはマルチリンク的な変形ダブルウィッシュボーンを投入しています。
    ただし90年代初頭までセミトレも使われており、セミトレで十分対応可能という考えだったと思われます。
    E34M5ではセミトレのまま340psと18インチタイヤに対応させています。

    話は逸れますがマルチリンクの定義である仮想キングピン軸の概念は早くからBMWがフロントで用いています。

    どこが遅れているなんてことはなく、メーカーが考える最善の選択をしていたというのが当時のドイツ車です。

  • BMW1500で採用したのがセミトレだが、その後はメルセデスのマルチリンクに先を越される。

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