シボレー コルベット クーペ 「現代版アメリカンドリーム」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

栗原 祥光
栗原 祥光(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
5
走行性能
5
乗り心地
4
積載性
1
燃費
3
価格
4

現代版アメリカンドリーム

2022.1.25

年式
2020年1月〜モデル
総評
サーキット走行で愉しむだけでなく、ビジネスエクスプレスとしても使える1台。快適性は高く、室内も思ったよりは静かだ。
満足している点
スポーティーでゴージャス&リッチ。トルクフルな走りから伝統を感じる。
不満な点
収納が恐ろしく少ない。
デザイン

5

エンジンをミッドシップにマウントしたことから、ロングノーズ・ショートデッキのフォルムから大きく変更。鋭角的なデザインと相まってまるでイタリアンスポーツの様相だ。
走行性能

5

6.2リットルV8 OHV自然吸気エンジンの最高出力は502ps! 最大トルクに至っては637Nmと圧倒的。実にスムーズで、100km/H巡航も8速1500回転程度と、ほとんどアクセルに触れる程度でクルーズする。
乗り心地

4

電子制御による可変型減衰調整システムにより不快な振動は皆無。実にフラットで快適な乗り心地だ。
積載性

1

フロントボンネット側が荷室になるが、ボストンバック程度しか入らない。
燃費

3

平均7km/L。アメ車だから燃費が悪いというわけではなく、この手のクルマは基本的に燃費が悪いし、そもそも燃費を気にする人が乗るクルマではない。
価格

4

1180万円〜1550万円というプライスレンジ。価格を気にしては夢はつかめない。
栗原 祥光
栗原 祥光
自動車ジャーナリスト
東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
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