アメリカンな走りとは違う。
過去に数回乗せてもらったのでレビューしたいと思います。最初に乗る時はFFで300馬力越えは一体どんな走りをするのだろうと興
2012.4.25
- 総評
- アメリカンな走りとは違う。
過去に数回乗せてもらったのでレビューしたいと思います。最初に乗る時はFFで300馬力越えは一体どんな走りをするのだろうと興味があった事もあり、乗り回すまでが楽しみでした。乗ったのが知人の2001年式、親戚のも多分2001年式?。この後継者モデルはSTSになるが、このモデルにも一回位は乗りたいと思います。同じアメリカンラグジュアリーカーのリンカーンタウンカーも乗った事もあり、その比較も兼ねてレビューしたいと思います。レトロで威厳のあるリンカーンに対し、この車はおおらかなデザインでスクエアなエクステリアで個性的な外観だが、内装は何故か2、3代目マジェスタに似たり寄ったりの内装なのがいただけない。運転したのはSTSのは黒の内装で、親戚もこの車の内装白を持っていることもあり、こっちも運転しました。アメ車運転歴はかなりありますが、アメリカ旅行のレンタカーも含め7.8台以上?になりますが、所有した事がなくほとんど借り物日記ですが。このレビューの他にリンカーンタウンカー、グランドマーキー(本国クラウンヴィクトリアの評価)のレビューを書いたので見ていただければ嬉しいです。
- 満足している点
- エンジン自体はアメリカンな太いトルクで走るイメージでいると違う印象です。どっちかというと、エンジンを回しただけパワーが出る味付けです。(といってもアメ車の中ではですが。)低回転~高回転迄のパワーは充分でアメリカン頭打ち感は全く感じないです。といってもレットゾーンは確か6000回転位からだが。静粛性もアメリカンな荒いサウンドとは違う印象です。どっちかというとクラウン、セルシオのV8を転がしている印象に近いです。しかし、振動は同年代のクラウンとかに比べると少し賑やかですが。意外だったのが足回りが異様に硬いことです。これは、アメリカンラグジュアリーなフワフワン、グラグランな乗り心地を期待していると見事に裏切られるかな。かといって、ドイツ車等のじっとりしなやかな味付けとも違う如何やらダンパーがストロークしてないような印象だ、細かくゆうと初期タッチは極めてソフトなものの大きなうねりに対しては対応しきれてないというかバタつく印象です。よく思い出してみればクラウンヴィクトリアのような感覚だ。といっても防音、密閉感はまぁまぁ満足できる範囲だが・・・。こんな中途半端な足回りのせいでハンドリングはバランスの悪い挙動だし、表現すると足回り、ボディにこんにゃくが挟まっているみたいだし、これはクラウンヴィクトリア、リンカーンなどの他のアメ車のハンドリングの悪さとも違うハンドリングの悪さです。きついコーナーではアクセルを離さないと真っ直ぐ激突する恐ろしいハンドリングと完璧に見せつけられました。いわゆるアンダーステアです。やっぱり300馬力でFFは無理があるだろう・・・。トラクションが伝わり切らない、コーナー時にトラクションが下手にかかりすぎてタイヤが曲がらないという欠点があるから。
- 不満な点
- ブレーキはアメリカンな全く効かないそれとは違い、コントロールしやすいです。といってもまだまだ効かないほうですが。ブレーキ感覚はクラウン、セルシオと同じ感覚と同じ印象です。内装はリンカーンとどっこいの内装の質感の高さ。シボの深いテカテカレザーシート、内装あちこちにシボがヤタラ深いフカフカレザートリムとアメリカンラグジュアリーテイストが充分あじわえるが、クラウン、セルシオ等の内装の建て付けの丁寧さ、精密さに比べれば明らかに造りが雑なのも、これまた他国メーカーでは味わえないある意味
希少性のあるのもアメリカンテイスト。しかし、この車はアメリカンな走りを期待していると裏切られます。どちらかというとジャパニーズテイストの走りです。しかし、内装だけはアメリカンテイストラグジュアリー!!!
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験