E46型-M3に通じる新型の直6クーペ
BMWは最近、 MINIクラブマンそして135iといった魅力のコンパクトを連発しています。
1シリーズのカブリ
2008.3.5
- 総評
- E46型-M3に通じる新型の直6クーペ
BMWは最近、 MINIクラブマンそして135iといった魅力のコンパクトを連発しています。
1シリーズのカブリオレもリリースは時間の問題です。今年は新型、BMW気合の年ですね。
135i、外観は丸形4灯式ヘッドライトやキドニーグリルなど、BMWのスタイルを誇示。
ボディーサイズも、旧型のE46型 M3を ほぼ一回り小さくしたようなスペックです。
★E46型 M3 全長×全幅×全高 ⇒ 4490×1780×1370mm
☆135 i 全長×全幅×全高 ⇒ 4370×1750×1410mm
パワーウエイトレシオも、E46型 M3と並ぶ、5kg/psなのに 燃料消費率(10/15モード走行)
は9.4km/Lと、ターボながら、M3を 1km/L程 上回ります。 素晴らしい。
E92型の現行型のM3が、ストレート6エンジンを捨て、V8に移行した今
実は、現行BMWのストレート6の最強エンジンを搭載するモデルなのです。
『シルキー6』と称される、BMWの直列6気筒エンジン。しかも、ハイパワーなターボ。
勿論、同じエンジンを積む335シリーズは有りますが、よりコンパクトな1シリーズはスポーツ性
やコストパフォーマンスは上なのです。
では この、魅力ある新型BMWのクーペの詳細は以下のとおりです。
- 満足している点
- 最大の魅力の、エンジンはシリーズ最強の3.0リットル6気筒パラレル・ツイン・ターボエンジン。
3シリーズ(335i)などにも搭載される軽量・高出力ユニットで、高精度ダイレクト・インジェクション
(直噴)最高出力306ps、最大トルク40.8kg-mを発生します。
0~100km加速は5.3秒というハイパフォーマンスプレミアム・Cセグメントでは
トップクラスの運動性能でしょう。
コンパクトクラスで唯一のFR駆動でハイパワーな3.0リットルツインターボを搭載しながら、
前後の重量配分は50:50というBMWの法則を頑なに守っています。
この、重量配分の徹底したこだわりが、BMWのハンドリングに大いに貢献しているのです。
走りの性能と快適性を両立させるために、新開発の5リンク・リア・サスペンションを採用。
スポーティでありながらも上質な乗り心地を実現しています。
インテリアはセンター・コンソールを運転席側に傾けたデザインが採用されています。
ダッシュボード上に設けられたエンジン・スタート・ボタンは、無線式キーをイグニッション
・スイッチに差し込んだ上で押す仕組みになっています。
このキーはドライバーが自身のキーでロック解除すると、電動ドア、ミラー、エアコン、
オーディオなどがそのキーの持ち主の設定位置に調節されるような機能付き。
プレミアムコンパクトを称するにふさわしい装備といえます。
2ドアクーペならでわの部分として、兄弟車の1シリーズのハッチバックには無い、
すっきりとした大きな サッシュレス(窓枠なし)ドアも特徴でしょう。
Mスポーツパッケージ(エアロパーツやスポーツシートなど)や18インチアロイホイールに
前215/40R18 後245/35R18サイズのタイヤなどが標準装備されます。
リアの35偏平の18インチは、現行のM3さえも凌ぐスペックです <E92のM3は、前245/40ZR18
後265/40ZR18幅は、M3のが上ですが、偏平率は135が上>
iDrive搭載のHDDナビゲーションやフルオートエアコンも当然、標準装備。
各種エアバッグに加え、車両安定性制御システムのDSCなど、充実した安全装備も
おおいに魅力です。
これで、130i Mスポーツ<495.0万円>に対して 135iの<538.0万円>は、(ともに6MT比較)
かなりお買い得です。参考までに 現行M3・E92型<1003.0万円>、サイズが近かった
旧型M3・E46型<893.0万円>でした。
- 不満な点
- 1のハッチバックでは狭いながらも5人乗れますが、クーペは4人乗車。
まあ、実用云々のクルマではないので やむを得ませんが・・。
また、近々うわさの1シリーズ・カブリオレ135も動向が気になります。
もしカブリオレが出れば、リセール面でクーペは、ネガな評価になるでしょう。
さらに、5HBに135が出れば、やはりリセール面でクーペは心配な位置付けになります。
圧倒的な性能と、流麗なLOOKSを買う。それが135iクーペの魅力ですよね。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験