BMW M5 「羊の皮を破ってしまってる狼 ３月頭に待ちに待った納車、これまで800キロほど乗った感想です。 今までＥ60Ｍ5　Ｅ92Ｍ3　セカンドで135iクーペを」のユーザーレビュー

羊の皮を破ってしまってる狼 ３月頭に待ちに待った納車、これまで800キロほど乗った感想です。 今までＥ60Ｍ5　Ｅ92Ｍ3　セカンドで135iクーペを

2012.3.24

総評

羊の皮を破ってしまってる狼
３月頭に待ちに待った納車、これまで800キロほど乗った感想です。
今までＥ60Ｍ5　Ｅ92Ｍ3　セカンドで135iクーペを所有してきました。
最新最強のＭの宣伝文句に違わぬオーラは5シリーズの皮を被ってても隠しきれるものではないです。
張り出すフェンダー、不気味に口を開くフロントエアダム、金管楽器のような複雑怪奇な構造のエグゾーストパイプ、それのみに適合を許されたディフューザー、トランク一体のリヤスポイラー、Ｍのロゴの入った青く巨大なブレーキキャリパー…なんちゃってＭには真似できないたっぷりコストのかかった真のＭにのみ許される数々の称号と証拠。
3000回転までの大人しさとそれ以上の時は恐怖すら感じる勇ましいエグゾースト、あれを例えるなら雷鳴でしょう。その裏腹さがＢＭＷのフラッグシップたるＭ5という存在を象徴している気がします。
先代とはすべてが違います
先代を情熱とすれば新型は征服という感じ。
全てがとてつもない高次元で作りこまれていて初期ロッドのＭは問題が多いとよく言われますが、いまのところ不具合等全く問題なし。
羊の皮を被っているつもりでも元より体がはみ出しているので（笑）クルマを知らないであろう通行人の女性や子供すら振り返るオーラを放っています。

満足している点

ＤＣＴ…
進化具合は感動を覚えます、低速時のショックが消えています
まだ馴らしも進行していないというのに何事もなく加速変速していき何事もなく減速変速していく
いままでのＤＣＴを経験されている方ならこれは驚くと思います。
高すぎる動力性能…
かるーく踏んでるだけですでにＭ3でかなり頑張って飛ばしている速度に到達。
安全に速い、とにかく速いです…速すぎる
これに加速で対抗できるクルマは新型911カレラＳ以上をもってこないと難しいでしょう
セダンでは間違いなく世界最速クラス。
永遠のライバルＡＭＧの反撃が楽しみですね。
高い内装の質感…
評判のいい現行5シリーズの内装よりさらに2レベルほど高い質感を誇っています
座るというより腰かけるといいますか、優雅です。
それでいてしっかりスポーツ走行できるホールド性をもったシート
効果を感じる燃費対策…
ダウンサイジングで批判（？）を承知でＶ10からＶ8にした甲斐はありましたね
ガソリンタンク容量も大きくなり回生ブレーキの効果も実感できます。
今までのＭでの街乗りでは体験できなかったであろう街乗りでの走行可能距離が逆に増えたりします
Ｍボタン…
Ｍ１とＭ２で用途と気分で使い分けられるようにしたのは便利です
ブレーキ…
よくなりましたね、やっとＭ社がブレーキにお金を投じてくれました
猛烈なストッピングパワー、カックンしません、ダストも猛烈…

不満な点

でかいなぁと感じる瞬間はやはり隠しきれない
駆け抜ける喜びというよりワープする喜びになってる気がする
これが先代Ｅ60との感触の違いですかね、短所というよりキャラクター性が違ういいクルマ
という感じです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験