アルミ板に雌ねじをきろうとするとハンドタップが切れます。 M3雌ねじを切ろうとハンドタップを使ったのですが、途中で切れてしまいました。

Question

諦めて材料を切り落とした後切れた先端を材料から取り出したのですが、先端部や排出溝がアルミが凝着して詰まっていました。

ハンドルをまわしてるときに特に抵抗感もなく突然切れたのですが、これはタップの切り方が悪かったのでしょうか？

念の為1週回すごとに半周戻して切り屑の排出はケアしていました。

詳しい方教えて下さい。

Answer 1

アルミ板はアルミの中で一番軟らかいため、
メネジを切ろうとすると削れずにバリになってタップ加工の
邪魔をしてしまうためにタップが切れなくなったり
タップの溝にこびり付いたりして
うまくメネジが切れません。
厚みがどれくらいか不明ですが通常下穴は2.4ｍｍですが
対策として２ｍｍ厚以下のものは2.5ｍｍにしてください。
３ｍｍ厚以上あれば下穴はさらに大きい2.6ｍｍくらいがいいと思います。
下穴が大きくてもタップを掛けるとメネジの山にバリが掛かるので
大き目の下穴を開けても結構きつめのメネジになります。

それと1周回して半周戻すのではちょっと回し過ぎだと思います。
軽く回せるのは半周～3/4周くらいなので
少しでも重くなったら回した半分戻してはまた回すくらいの方が
タップ折れが少ないと思います。
それと、そのようなことをしてもタップメネジに
アルミのカスがこびりつきますので
メネジを切る前にタップのチェックをしてアルミカスが付いていれば
ワイヤーブラシで掃除して、剥離用のオイルを付けてください。

質問者からのお礼コメント

ありがとうございます。回しすぎなんですね…。

Answer 2

回しすぎ、
ムシレるように、バカネジになる。
慎重に、負荷を感じたら戻す、
一周を三分割し、
３回に分けて、回す→戻しを
繰り返してごらん。
（1/3→1/4でもいい。）
ペーストは持ってないだろうから、油付けて。（sprayでも可。）

そもそも、
タップには種類が有るが
１番？２番？３番？どれを使ってるか
（先端が違う。）

Answer 3

通りアナですか。だったら必ず左ネジレのタップを使うことです。
左ネジレのタップは前に切り粉が出ます。それで灯油やクレ556を多く流し込んで切り粉を前に流しだしてやれば折れることなくネジができるはずです。
もちろん半回転ごとに90度ほど戻して切り粉を切り離すのも大事です。
右ネジレでは切り粉が後ろに出るので小径穴では詰まりが起こりやすいのです。