最後のM社謹製直6NAエンジンと思われるS54について、現代の目線で評価してください。

Question

最新のエンジンと比較して優れている点、劣っている点などです。
まだギリギリ入手するチャンスはありそうですがその価値はいかほどでしょうか？

Answer 1

Mのエンジンでありますが、市販車のエンジンに近い技術で設計されており、特殊な表面処理や素材を使わず、従来からの技術の積み上げのみで高性能を実現しています。

古くさいと言われる鋳鉄ブロックであったりしますが、強度と重量を天秤に掛けた結果、従来のブロックが踏襲されました。
このあたりは量産に近くなったとはいえMであるといえます。

特殊な素材は使われていませんが、安価な素材ではありません。
また量産エンジンとしてはかなり高い加工精度で製造されています。
この点では今時の高性能エンジンと比較しても劣るものではありません。

むしろ今のMの方が量産パーツが多用されており、有り難みが少ないといえます。

性能的には、可変バルブタイミングを採用することで実用域の扱いやすさも確保しており、少し前の高性能エンジンのような荒々しさはあまり感じられません。
ただし、今時の高性能エンジンのようなどこから踏んでも加速するような特性ではなく、明確なパワーバンドが存在します。

15年ほど前に少し乗った程度ですので、かなり曖昧ですが洗練された高精度なエンジンという印象でした。

E46のM3は当初からロードゴーイングモデルとして開発されたものであり、そのままで完成形となっています。
乗り続けていく価値はあります。

Answer 2

現代の目線で評価してください。
かなり難しい・・・・・・・・