足回り交換後のアライメント調整について。

Question

BMW３シリーズの四駆ですが、ダウンサスか車高調の取り付けをした後、サイドスリップ調整はしていただけるとのことですが、後日アライメントも調整したほうがよいのでしょうか？

Answer 1

「サイドスリップ調整」というのは、
日本の車検が生んだ日本独自のもので、
トー角とキャンバー角を同時に見て一定の範囲に入ってることを確かめる、というものですが、結局、調整と言ってもフロントのトー角しか弄りません。


が、BMWの３シリーズのリアサスはマルチリンクではないでしょうか？
マルチリンクというのは、
「サスペンションストロークを多少犠牲にしても、横G受けた時のトーとキャンバー変化を、高速域まで弱アンダーになるようにギチギチに規制しよう」という形式です。
つまり、純正のマルチリンクは、非常に微妙なバランスで成り立っています。

それを車高調つけて車高落としたら、純正のバランスは全て狂っています。
だからと言って、純正のトー角、キャンバー角に調整したところで、車高を落としていたらサスペンションアームの初期位置が狂っているので、元のセッティングにはもどりません。

では、元のBMW3シリーズと同じように走るようにするには、あるいはより良く走るようにするにはどうするか？
サーキットや道幅の広くて緩いカーブが続く峠を、一日８時間、
走っては調整し、走っては調整し、走っては調整し、をBMWのテストドライバー並みに繰り返し、あなた自身がセッティングを出すしか方法はありません。

なので、ダウンサスとか車高調つけたら（無駄なインチアップも同様）、
①BMWの足は大きく狂う。
②狂ったからと、元のアライメントにしても無意味。
③走り込んで自分でセッティングを出すしかない。
ということです。

Answer 2

今時の量産車は調整箇所範囲限られているけど、アライメントの確認だけなら２万円いらないから私ならします。

Answer 3

不要です