アウディ RS6 (セダン) 「日常ユースからスポーツ走行までこなすとい...」のユーザーレビュー

日常ユースからスポーツ走行までこなすとい...

2009.2.27

総評

日常ユースからスポーツ走行までこなすといううたい文句通り、使い勝手の広さはさすが。当初はアバントボディしかなく興味がなかったが、マイナーチェンジでセダンボディが追加され試乗して一目惚れ。エコの時代に多少の後ろめたさはあるものの、逆に今しか乗れない車だと思う。生粋のスポーツカーではなく、あくまでジェントルにエレガンスにドライビングを愉しむAudiの集大成。A6と同じ2本出しのテールパイプだが楕円形だとか、フェンダーの張り出しが色っぽくて力強く、シングルフレームグリルがメッシュでブラックアウトしているなど、さりげなくスペシャリティ。走行性能と同じくデザインにも奥深さがあって知的。

満足している点

何と言ってもエンジン。フラットトルクの特性はハイパワーでありながら極低速から超高速まで扱いやすくジェントルとアグレッシブを兼ね備えた懐の深さがある。サウンドも大排気量らしい良い意味での野太いもので、適度に聞かせるセッティングが心地よい。ティプトロニックのプログラムが秀逸で小気味よく、A6よりタッチの質感が良いパドルシフトなので使うのがとても楽しい。鋭いブリッピングで瞬時にシフトダウンしたり、オートモードで全開加速しても変速ショックが全くなく、Sトロニックでなくても十分にスムーズで素早い。専用バケットタイプのシートが素晴らしく、乗降の不便さをなくしつつサポートはしっかりしている理想的なもの。特に肩周りの設計が憎いほど良い。

不満な点

ロードノイズが最大のウイークポイント。せっかくのエンジンサウンドが邪魔されて残念。エンジンの良質な音と比べてもガサツなので、はっきり言ってうるさい車の類に入る。この種の車では仕方がない事だが、ワンダリングが強く、路面の僅かな傾斜にも敏感に反応するので常時ステアリングをしっかり保持していないといけない。しかも低速以外は非常に重くなるので一般道ではリラックスできない。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験