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【クワトロ40周年記念モデル】アウディRS6 GTOコンセプト 学生のアイデア採用

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【クワトロ40周年記念モデル】アウディRS6 GTOコンセプト 学生のアイデア採用

AWDシステムの代名詞

text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)

【画像】アウディRS6 GTOコンセプト【標準のRS6、S6、A6と写真で比較】 全126枚

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

アウディは、四輪ブランド「クワトロ」の誕生40周年を記念して、イベント開催やスペシャルモデルの発表を行っている。なかでも、RS6 GTOは注目に値するモデルだ。

600psのV8エンジンを搭載したパフォーマンスモデルRS6をベースに、アウディのネッカーズルム工場の研修グループによって開発された。

1990年代後半にハンス・ヨアヒム・スタックがハンドルを握って米国のIMSAシリーズで成功を収めた2.2L 5気筒レースカーである、伝説的な90クワトロIMSA GTOへのオマージュを表現したスタイリングとなっている。

詳細はほとんど明かされていないが、画像を見る限りでは、過激なペイントとボディパーツの数々により標準モデルとは一線を画している。

例えばホイールには、90クワトロIMSA GTOと同様にクワトロのロゴが付いたホワイトのホイールカバーとレッドのセンターキャップが装着されており、リアスポイラーはレッドで仕上げられている。

カラーリングも当時のパターンを踏襲しているが、サイドストライプのデザインは若干変更され、アニバーサリーにちなんでナンバー「40」が付けられている。

中身はハードなレース仕様

フロントマスクは、グリルの大型化、GTOバッジ、レッドのアクセントが入ったスプリッター、ボンネット上のエアインテークなど、大幅に手を加えられている。

90クワトロIMSA GTOには大型のサイド出しエグゾーストが搭載されていたが、それはこのコンセプトモデルでも引き継がれているようだ。

インテリアは、RS6のリアシートを取り払って頑丈なロールケージを設置し、フロントシートをカーボン製のレース仕様に交換し、6点式ハーネスを装備。

センターコンソールはそのまま残されているように見えるが、セーフティネットも装着されている。

アウディによると、RS6 GTOのアイデアは学生の間で生まれたもので、最終的にはデザイン責任者のマーク・リヒテが制作したとのこと。

近い将来、イベントに登場する可能性が高いが、このまま量産される可能性は極めて低いだろう。市販化が実現するとすれば、ややトーンを抑えた仕様になると思われる。

アウディは先月、1987年にパイク・スピークのヒルクライムで優勝したスポーツ・クワトロS1にインスパイアされた特別モデル、TT RS 40イヤーズ・クワトロを発表した。生産台数は40台のみで、すべてドイツ国内向け、価格は10万3000ポンド(1436万円)からとなっている。

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