アルファロメオ 159 (セダン) 「156と比べた159」のユーザーレビュー

156と比べた159

2020.9.23

総評

アルファらしさがしっかりとある１５６から進化したクルマ

満足している点

いきなり事故写真で恐縮ですが、この一回転してもこの状態という安全性が特徴の１つ。エンジンは、それでも官能的と言え、イタ車らしさは健在。知人でジュリアＱＶのＭＴに乗る方が、もうＭＴは出てこないかもしれないので、大事に乗ると言っていた。私が自車に希少性を感じるのは、６気筒、ＮＡ，ＭＴであること。これももう貴重である。

不満な点

安全性を重視したため、重くなったボディ。もう少しパワーがあったら。しかし、スロコンの利用で、十分楽しめる。ハンドリングは、ジュリアでは軽く戻ったため、１５９では少し重いのが、反省点なのだろうか。重い車体を軽く感じるよう、サスなどの変更などにより適正化するしかない。

デザイン

5

１５６の時から、いわゆるジウジアーロ顔は存在感あり過ぎで、あまり好きではないが、後方からの眺めの方が好きで、美しい。

走行性能

4

弱点のパワステ。タイヤが太くなったからか、構造の変化からか、１５６よりパワステポンプの異常から交換が目立つ。オイル管理と、アライメント調整、タイヤの空気圧管理しかない。

乗り心地

4

イタ車なので、基本的に柔らかい。またバネは距離に応じて、劣化しているとみて間違いない。サスについては、車高が低い方が見栄えが良いので、少し下げることを推奨する。
①純正ショックにアイバッハ
この車両に乗ったことがあるが、車高を下げる目的ではこれが最もコスト安。違和感がなく、乗り心地がそれほど変わらない。

②コニバッハ
ショックをコニスポーツと、バネをアイバッハの組み合わせにする。ほど良い車高とコスト安のアイバッハと減衰調整可能のコニスポーツ。減衰を変えることはあまりないかもしれないが、変えられることは大きな魅力。純正を流用せず、気分転換。コニは、コニマジックと呼ばれる吸い付く走りが魅力。

③車高調
純正タイプとは全く異なる走りが可能で、減衰、車高とも選択できる。アラゴスタは、ＯＨもそれほど費用が掛からない認識。
私の１５６、１５９の経験からの推奨。なお、コニ、アラゴスタ共にオランダ製。

積載性

-

積載性ではなく、安全性についてクラッシュテストのYou Tube動画。
https://www.youtube.com/watch?v=iHUD_DJ9pq8&list=FLVsBXeyeUGQUCLSljjy1xEg&index=25

https://www.youtube.com/watch?v=2tIOmEXGkEk

燃費

-

燃費ではなく、音について。１５６では、フロント、センター、リアのマフラーを換えて、快音を出し、窓を開けていた。１５９では、社外マフラーで好みの音がない。純正リアは、野太い音がし、車内は調整しているのか、高い音が聞こえることから、窓を開けなくなった。窓ガラスが１５６では3mm,159では5mmなったことで、静粛性が増した。しかし、100キロを超えるくらいでとたんに音が入ってきて、聞かせるようになっているようだ。

価格

-

故障経験

足回り交換等で、多くのパーツを自身で交換したが、１５６と比較して重量増によりブッシュの大きさが増した。このブッシュのやれ具合によりイタ車らしさが失われる。
タイベル交換の必要がなく、定期的な支出がなくなったことは大きい。しかし、直噴エンジンにより、カーボン対策に費用を使った方が良い。センサーは、エアフロ、スロットルボディ、Ｏ２など走行が増えれば悪化、劣化が進むので、これらの交換は、吹け、燃費などの効果をもたらす。