血は薄まったが・・・
新車で買って1年・数千キロになります。
同価格帯の外車セダンを複数乗り比べて159にしました。
ベンツやBMWは同排気量でもプレ
2008.1.16
- 総評
- 血は薄まったが・・・
新車で買って1年・数千キロになります。
同価格帯の外車セダンを複数乗り比べて159にしました。
ベンツやBMWは同排気量でもプレミア料が(おそらく)かかっているため
やや割高となるためそれ以外で、乗り出しまで総額450万円程度で、
かつある程度排気量や動力性能に余裕があるセダンということで
他にプジョーの407 3200ccとアウディA4 2000cc(NAとターボ)
をピックアップし乗り比べました。
あくまで私感ですが、
プジョーはブレーキもかっくんだったり、革も高級感がそれほど
高いとは言えず(低いわけではありません)で、あくまで
ゆったりとした雰囲気を楽しむ車と思えたことと、
アウディは極めて真面目な車で、何の感動もなく速い事から
「運転して楽しい」という我が家(というか僕)のポリシーに反する車と思えたことから、
結局家族全員の意見の一致をみてアルファを選びました。
前二者の比較対象と比べて明らかなのは
運転の楽しさ、です。デザインも魅力的なものに
仕上がっていると思います。
(余談ですが、ギャランフォルティスに似ている気も・・・。
当然のごとく159が先に発売されていますが)
友人が156を持っているのでそれと比較可能なのですが、
156と比べ軽快感や蠱惑的なエンジンの魅力は削がれましたが、
それでも大きさの割にはドライバーとの一体感があり、
また「回せ回せ」とせがんでくるようなクロス気味のギアが
いかにもイタ車・・・な雰囲気です。
しかし、真正のイタ車好きには物足りない部分があるのも事実。
速さも期待したほどはありません。並のセダンという感じです。
値段もちょっと割高な気もしました。
ドイツ車好きで、しかしBMWと違う運転が楽しい車を
欲しい人には意外にしっくりはまるのかもしれないと思えます。
ドイツと結婚したイタ車とも言えると思います。
(オペルのベクトラとプラットホームは一緒ですしね)
- 満足している点
- ・スタイリング……僕の最近の印象ではギャランフォルティスにやばいくらい似ている(特に
リア)のですが、ジウジアーロ作の美しいフォルムです。
おしゃれ、センスがある、そう思われることが多いのは役得。
・運転の楽しさ……アルファの血はここにあり(やや薄まりましたが・・・)FFらしい
ダイレクトなハンドリングと、適度に堅いサス、誰が乗っても破綻のない
ほどほどの出力と素直なフィーリングを持つNAエンジン、三者のバランスの
良さ故に運転は楽しい。他のメーカーの4ドアセダンでは、あまりこの
運転の楽しさはない(BMWが違う種類だが、楽しさを持つ)。
運転が楽しいセダンとしては最右翼の一角を占める。
・セレスピード……AT免許でも運転できるため、女性にも優しい。
・内装の革 ……フェラーリと同じフラウ社製の革もあるのですが、それより安いチベット
レザーでも質感は十分。香りが室内に充満し、濃密な雰囲気。
上品な雰囲気はあるため、女性受けも良いようです。
- 不満な点
- ・遅い ……ぶっちゃけ遅いです。もちろん○00キロ以上を出しても
破綻がないですが、高性能な印象は皆無です。
・ディーラーの親切さ……毎度のことですが、イタ車のディーラーにLマークディーラー
のような「おもてなしの心」を期待しても難しいです。
・セレスピード ……欠点もセレスピード(笑)マニュアルベースなので仕方がないので
すが、変速ショックは大きく、独特の操作が必要です(変速しそうに
なったら若干アクセルを緩めることでショックを和らげます)。
・割高 ……それなりに高いところでバランスしているが、際だった個性
には乏しい(?)ため、450万円するだけの価値を見いだせない。
違いが分かる男には分かるのかも知れないが……(笑)
- デザイン
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