アルファロメオ 156 スポーツワゴン 「一言でいうと現代的な装備は盛り込まれてい...」のユーザーレビュー

一言でいうと現代的な装備は盛り込まれてい...

2008.4.18

総評

一言でいうと現代的な装備は盛り込まれていますが古典的な良さが漂う車です。車の運転・操作・整備が全て好きな人には文句なくお勧めです。中古車価格もそんな高くないし。ただＭＴやセレスピードは硬派な車に属するため、アルファブランドかつ軟派な車が欲しい人はＶ６等のＡＴにしないと失敗しそう。スポーティーな実用車が好きなのでレガシィを愛用していたのですが、これに乗り換えてみて満足しています。しばらく乗るつもりです。ただ次の乗り換え候補は難しいなぁ。セレスピードの動作に大分慣れたので次もアルファにしようかなと思いきや１５９ははっきりいってデカ過ぎ重過ぎで候補車両がない。また国産車ならば、またもやレガシィが候補ですが、アルファあたりを参考にドイツ指向＆トヨタ指向を止め、水平対向をもっと官能的に仕上げ、無機質な生真面目を止めて手を抜くところは抜いたあっけらかんとした伊達男的な車をつくってもらえたらなぁ～難しいそうだなぁ・・・

満足している点

１　スタイル
　カッコがいいというよりは、なにか独特なバタ臭さがあり飽きません。
２　燃費
　意外と高燃費。高速道路１２０キロ巡航で１２キロ、田舎道であれば
　１４キロも出ます。ただし街中は車重が軽くないこととエンジンが
　　景気よく吹けるため８キロきるかも。
３　ロングツーリング向き
　遠距離を走っても疲れにくいです。前車が２代目レガシィで、これも
　なかなかどっしりとした足回りで疲れにくかったのですが更に５割位良い感じ。
４　エンジンの音
　高回転のアルファサウンドおよびシフトダウン（ヒール＆トゥー）時の
　「ふぁおーーん」という雄叫びは有名ですが、
　むしろ一番感心するのは、２０００回転未満でもトルクがそこそこあり
　実に乗りやすいです。
　低速トルクがあって高回転もイイ感じで燃費も良い、なかなか傑作エンジン
　なのではないでしょうか。

不満な点

１　塗装が本当に弱い
　軽く爪が触れる（いや服がふれるだけでも）傷がつくレベルです。
　故に表面は細かなキズのオンパレード。あらら。
２　助手席から計器が見えない
　筒状のメーターなので助手席からは全然見えないんだそうです。
３　細かい故障
　幸い大きな故障はないのですが、意外な場所が壊れたりします。
　車の整備が趣味なので個人的にはあんまり気になりませんが。
　（むしろ逆に接することが多い分好きかも。単車整備に近い感覚ですね。）
　ただゴム類は本当に弱いですね。タイベルを３万キロごとに
　交換するというのはいかがなものかと思う。
４　結構神経質な足回り
　綺麗な路面ならばまさに水を得た魚ですが
　轍に弱く、ギャップで跳ねます。一回軽い腰痛になりました。
　もう少ししなやかな足が好きです。仏車が羨ましい。
５　セレスピードのシフトの変速動作
　セレスピードのシフトアップは常に単純に前に押すだけなのですが、
　無意識にマニュアルの癖（１速→２速は引く、２速→３速は軽く斜めに
　押す・・・）が出てしまい、それを意識で食い止めることを繰り返すので
　時々イラが来ます。
　またクラッチミートタイミングが機械まかせなので、渋滞時の坂道発進は
　ヒヤヒヤします。私は左足ブレーキが出来ないので、ただのＭＴの方が
　ラクちんでした。
６　サイドミラーの移り方が変。ウインカー、ワイパーが逆。
　サイドミラーの写り方が変で幅寄せが強烈にしにくいです。
　また今時ワイパーが逆なのはダメでしょう。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験