アルファロメオ 156 スポーツワゴン 「個人的にはワゴンはあまり好きではなく、１...」のユーザーレビュー

個人的にはワゴンはあまり好きではなく、１...

2007.1.5

総評

個人的にはワゴンはあまり好きではなく、１５６も当初はセダンを探していたのですが、実車を前にして流れるようなデザインにセダン以上の魅力を感じ購入しました（実用性の点では、ワゴンではなく５ドアハッチバックですが）
とにかく、デザインとエンジンが魅力の９０％ぐらいを占めて居る気がします。　項目毎の評価では、ドイツ車、国産車に劣っている部分が殆どかと思いますが、私の場合は価値基準がまずはデザインありきですので、このデザインだけで不満点を補って余りある魅力があると思います。　実家の３シリーズ（E46）にも時々乗るのですが、走りの質感の高さに感心する一方で、車を眺めても乗り込んでもなぜか高揚感が沸いてこず、また完璧に決まるドライビングポジションもむしろ窮屈に感じ、イタリア車やフランス車の多少ルーズなポジションのほうがむしろしっくり来ます。
但し、足廻りに関しては正直あまり感心しません。　Ｖ６の為コーナリング時に重量バランスの悪さを感じますし、足廻りは方向性は全く違いますが前車のエグザンティアのほうが懐の深さを感じました。
（実用性、快適性を重視すれば、エグザンティアブレークのほうがよいですが、分かりやすい刺激は１５６のほうがあります）
２００５年に専門店で５年落ちの固体を整備済みで購入、普段は妻が日常の足に使っていますが、上述のマイナートラブル意外は今のところは特にトラブルは発生しておらず、信頼性耐久性もまずまず高く、充分日常の足として使えます（まあ、せいぜい５～６年落ちですので、使えないと困るのですが）
但し、やはりドイツ車等と比べると癖はあるかと思いますので、気に入るか否か購入前によくよく検討される事をお勧めします。

満足している点

1. デザイン
登場から１０年を経ても未だに色褪せないアグレッシブでありながらエレガントなデザイン。ドアハンドル、バンパー下部といった細部までよくデザインされており、ついつい愛車から離れる際に振り返って見てしまう。　内装も質感、立て付け等はいまひとつであるが、メーター類、ドア内張り等よくデザインされている。
ここ１０年では、フォードフォーカス、アウディＡ６（先代）、ＴＴ、ルノーメガーヌ（２代目）等と並んでデザイン史に残る傑作だと思う。
２．エンジン
ノーマルでも、良い音を奏でるＶ６エンジン。　Ｑシステムが４速の為今ひとつエンジンを完全に味わえないが、SPORTSモードに入れると高回転迄引っ張ってくれそこそこ楽しめる。

不満な点

他の１５６オーナーの皆様の指摘事項と重複する事も多いですが。。。
１．小回りが利かない
慣れましたが、恐ろしく小回りが利きません。
２．燃費が悪い
街中６KM（夏季は５KM）、高速８－９KMといったところだと思います。
３．エアコン
中央の噴出し部をカーナビのモニターで塞いでいるのも多少は影響していると思いますが、夏場はエアコンのキャパはギリギリといったところです。
４．ブレーキのフィールが悪い
右ハンドルの為でしょうが、ブレーキの踏みしろが大きく、ある程度踏み込まないと効かず、最初は怖い思いをしました（前車がエグザンティアで、また実家が３シリーズの為、余計感じるのかもしれませんが）
５．視界が悪い
デザインを重視したドアミラーのせいもありますが、後方視界はかなり悪く、多少慣れが必要です。
６．シートが今ひとつ
デザインと色（ベージュ革）は最高なのですが、太ももの部分が盛り上がっており、今ひとつ日本人の体型に合わないと思います。
また、スポーツワゴンの後部席は、ダブルフォールディングの為、セダンと比べて多少デザインが違い、セダンのほうが快適だと思います。
７．マイナートラブルが時々有る
この１年に起こったマイナートラブルは、走行中にドアが開いた（低速だった為事なきを得た）、極稀にスピードメーターが動かなくなるという２件。
前者はドアノブにクレ556を吹いて解決（大雨の後ドアノブが押された状態で固まった為に発生、ネットを見てても１５６ではよく？発生する症状のようです）、後者は最近発生しておらず、テスターでチェックしても異常が出ないとの事で放置。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験