アルファロメオ 155 「独特の（外観、乗り味）癖はありますし、人によっては乗ること＝修行になってしまう車ですが、距離を乗って、触れて、理解すればセダンでこれほど楽しい車は他に」のユーザーレビュー

独特の（外観、乗り味）癖はありますし、人によっては乗ること＝修行になってしまう車ですが、距離を乗って、触れて、理解すればセダンでこれほど楽しい車は他に

2010.1.16

総評

独特の（外観、乗り味）癖はありますし、人によっては乗ること＝修行になってしまう車ですが、距離を乗って、触れて、理解すればセダンでこれほど楽しい車は他にはありません。
カネに飽かせて名のあるモノ買って自慢するような方にはお勧めできません。

満足している点

やっぱりスタイリング。かのTZなどをデザインしたE.スパーダの華と毒、甘さと渋さをバランス良く表現する手腕は155にも見事に現れていると思います。
個人的にはルーフサイドエンドの折れ線がもう少しスマートだったら...。（レーシングオンDTM特集の表紙を見てください）

よく酷評される操安性ですが、基本的にこの年代のイタ車はリアリバースステアなんです。155の他にもFIATを持っていますし、過去にもイタ車を数台所有しましたが、どれに乗っても積極的にリアを出して走ることが目的になっているようです。
（サーキットで走ると楽しさが良く分かります）
どこまでいってもオンザレールは速くて安全なんでしょうが、彼の地の人達は楽しさ最優先なんじゃないでしょうか。
但し、最近の高性能タイヤに頼りすぎて限界を超えてしまうと、許容量の少ないサスペンションはあっさりとグリップを放棄してしまうので、ノーマルダンパーなら15インチ＋穏やかタイヤで走ったほうが断然楽しいですし、バネ下のバタつきも解消できます。

エンジンは回転上昇感と吸排気音が堪りません。
適度に緩いシャシーと程よくクロースしたミッションが、かなりカッコイイ加速をしているように感じ、100㌔までの過渡期は非常に濃密で、このへんの味付けは「うまいな～」と感心します。
高速道路の合流などはホントに気持ちいいです。
（※スピードは出ません！！）

不満な点

電装関係が弱いです。
個体差はあると思いますが弱点を把握して、先に手をかけることでトラブルは抑えられます。
僕はリレー数種類は車内に常備しています。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験