たとえば中年おやじがミラ トコットに乗るとどう感じるのか?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:小林 俊樹 6
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:小林 俊樹 6
まずは間近で見る外観。……なかなか良い。チーフエンジニア氏も「トコットは写真うつりが悪いクルマでして……」と苦笑しておられたが、おそらくは写真家泣かせの造形なのだろう。実物のミラ トコットは、カタログ写真よりも約2.7倍は美しい。前から見ても後ろから見ても横から見ても、街の輸入雑貨屋さんで売られているフランス製文房具のようなシブさを感じる。
インパネまわりのデザインはもっとクラシカルなニュアンスにしたほうがハマったはずだ。しかし、現代においては必須の装備であるカーナビやフルオートエアコンなどの造形との整合性を考えた場合、このぐらいのノリがちょうど良い落とし所だったのだろう。「素晴らしい!」とは思わないが、悪くはない。
軽自動車ゆえシートのサイズはさすがに「大ぶり」というわけにはいかないが、身長175cmの筆者から見て十分許容範囲。クッション性とサポート性もまずまずだ。MUJIやFrancfrancあたりのソファを思わせるシート表皮もなかなかシャレオツ。少なくとも「絶望的にダサい」みたいなことは絶対にない。わたしゃ割と好きですよ、このシート。
後席は座面の前後長がちょい短いのがアレだが、これは軽規格ゆえ仕方ない部分だろう。そもそも「このサイズの軽自動車に大人3~4人が乗車して長距離を走る」というシチュエーションは考えにくい。足元スペースがかなり広いことも併せ(成人男性が余裕で足を組めます)、ミラ トコットの後席は「国民車の後席」足り得ると判断したい。
運転時の見切りの良さというか「死角の少なさ」は、例の七人の女侍(?)が大いにこだわった部分らしく、確かにかなり良好だ。頭上空間がなかなか高く広いこともあって(昭和の自動車雑誌風に言うならば、175cmの男性が着座した際の頭上の余裕はコブシ2つ分ぐらい)、運転時のストレスはかなり少ないだろう。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
深夜バス相次ぎ廃止 一般系統も“整理”へ 京成バスダイヤ改正
1200馬力超え“V12”搭載! 「クワッド“バイク”」世界初公開! バイクとクルマ混ぜちゃった! パワーウエイトレシオ1kg/hpの“絶叫マシン”「エングラー V12」英で発表
ストロール、優れたタイヤ管理と戦略で入賞「ニコや裕毅をパスできて楽しかった」アストンマーティン/F1第7戦
日本限定の『コンチネンタルGTアズール』がベントレー&マリナーから登場。世界10台のみ、4165万円
世界に1台 超高級車ブランド「オーダーメイド」に注力 ロールス・ロイス本社工場拡張へ
なつかしの「Auto Roman」といえばアルピナ!「ウルフカウンタック」1号車を日本に持ち込んだ名ショップのいまを紹介
ベッテルがセナのマクラーレンMP4/8でイモラを走行「国旗を掲げた瞬間に感情が爆発した」
6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
『コンチネンタルGT』が新開発V8採用の第4世代に進化。ベントレー、2024年6月の発表を予告
ルクレール「レッドブルとマクラーレンは、直線スピードを上げる“奇妙な方法”を知っている」フェラーリ/F1第7戦
メルセデス、6位&7位にとどまるも「マクラーレンやフェラーリほど目立たないが、僕らも改善している」とハミルトン
BTCCが“記録的早さ”で2025年カレンダーを発表。来季もドニントン開幕の全10戦30レースを予定
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった
【今わかること比較】走りと後席の快適性は新型「フリード」優勢。「シエンタ」に勝る点、劣る点
【VIPの隠密仕様】アルヴェル4人乗り「スペーシャスラウンジ」準備中。目立ちすぎLMより本命
【装備充実】ミドルサイズSUV「F-PACE」にジャガー90周年特別仕様車を追加 917万円から
スバル「レガシィ」生産終了。あなたが最も印象に残っているのはどのモデル?【写真でチェック】
三菱の軽EV「eKクロス EV」一部改良。グリーンやライラックのお洒落系カラーも登場。価格上昇は控えめ
「ランドクルーザー250」のおすすめグレードとは? 長く乗りたい人は“ナビ選び”に注意!?