ジェッタ ハイブリッド、米国でプリウス超え!?
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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テストはLA近郊で周辺の高速道路と一般道を数時間試乗することができた。まず会場の駐車場で運転席に座り、スタートボタンを押す。多くのハイブリッドがそうであるように内燃エンジンには着火せず、まず「READY」と点灯して準備ができたことがドライバーに知らされる。
そしてシフトレバーをDレンジに入れてアクセルペダルを軽く踏むと、やや軽いショックとともにまずは電動でジェッタが動き出す。僅か27馬力だがトルクは150Nmと1.5リッターのガソリン車並み、しかも0回転(rpm)から一気に立ち上がるのだから制御はとても大変なはずである。確かに軽いクラッチミートの感触が伝わってくるが予想していたよりもスムーズにクルマが動き出した。
そのまま加速を続けると、気づかないうちにエンジンが回り出している。ここの制御はさらに巧みだ。ちなみにソフトウエアはコンチネンタルが担当している。パートスロットルで、コンスタント・スピードを維持していると、内燃エンジンが頻繁にオン/オフを繰り返しながら、状況に応じてバッテリーを充電するなど、非常に細かい制御が行われていた。
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