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シトロエンDS3に試乗!感性を直撃する独創性

久々にキた!

実際、その外観は過去の何にも似ておらず、しかし印象は鮮烈だ。フロントのアイキャッチは左右のLEDライト。Bピラーは上下で塗り分けられ、下側をまるでサメの背びれのように見せる一方、上側はウインドウと溶け込むようブラックアウトされていて、ルーフを浮き上がったように見せている。

C3の5ドアに対して3ドアのみというのも意欲的だ。ツートーンのボディカラーも、どれも新鮮。サイズは小さいのに街で見ると本当に目をひく、際立った存在感を湛えているのだ。

インテリアも、やはり隅々までデザインされている。ダッシュボードはじめ各部の形状はC3とほぼ共通だが、素材の違い、各部に大胆に配されたクロームのアクセントやピアノブラック仕上げのセンターコンソールなどの巧みな仕立てによって、印象はまったくの別物という感すらする。こうした演出に、彼らは本当に長けている。

欲を言えば、機能の面でもアバンギャルドな何かがあっても良かったなとは思う。たとえば往年のBXあたりの1本スポークステアリング、ボビンメーター、サテライトスイッチ等々のブッ飛んだ独創性を思い起こせば、これぐらいでは物足りないという気もしてくるのも事実だ。

それでもこの内外装、色やデザイン、素材などを実に多彩にコーディネートできるのは面白い。外装で言えばボディ、ルーフ&ドアミラーの組み合わせのほか、ホイールはサイズだけじゃなくカラーリングまで様々な選択肢が用意され、更にルーフステッカーなどのオプションも選ぶことができる。室内も、シート地や色、ダッシュボードのトリムパネルの色などを複数から選択可能。まさに自分だけの1台をつくりだすことができる。

このDS3にとって大事なアイデンティティとなる部分を、ほぼそのまま日本仕様にも反映させたプジョーシトロエンジャポンの英断、大いに賞讃したい。個人的にも久々にキた! という感じ。ホームページであれこれ組み合わせを試すのが楽しい。

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