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暗闇の中のキセキか? ひとり勝ち、TTの秘密

いろんな意味でタイムリー

というわけでTTSは実に“いいとこどり”なクルマである。確かに純粋FRスポーツに比べると、未だに安全志向で、スリリングさに欠けるきらいはある。だが、アウディならではのダイレクトなタッチとキレの良さ、いつでもどこでもレスポンス良く加速するエンジンは、確実にハイクオリティな楽しさを提供してくれる。

ハッチバック式のゲートが使いやすいラゲッジスペースにしても、ロードスターを除く全シリーズを通じて290リッターと広大。普段ワインディングロードを攻めるばかりじゃなく、普通に買い物や時には通勤、時には出張で空港に行くような人にとっては、TTSは相当な万能ぶりを発揮するだろう。そういう意味では911以上かもしれない。

さらに今回、TTSとは別にTTシリーズに新しく設定された中間グレードの『2.0TFSIクワトロ』に乗ってみたのだが、これが侮れない。パワーが200psと適度で、よりしなやかな乗り心地を味わえることもあるが、エンジンユニットの中身が新世代のものに変わっていて、10・15モード燃費はリッター12.4kmと良好。ベーシックグレードの2リッターFFを凌ぎ、この手の輸入車スポーツカーとしては破格の好燃費なのであーる。

この時代“燃費がいい”というのはスタイルや走り以上に購買意欲を増すスペックで、まさにTTシリーズはいろんな意味でタイムリーな存在だと言える。この調子だと新型TTシリーズの日本でのひとり勝ち状況、まだまだ続きそうである。

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