改良版ワゴンRに試乗。S-エネチャージの真価とは
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹
少々細かい話になるが、ワゴンRが属する(というか、かつてワゴンRが確立した)ハイトワゴン・ジャンルには、現在、ダイハツ ムーヴ、三菱 eKワゴン<日産 デイズ>、ホンダ Nワゴンというライバルが存在する。これらは、いずれも現行型ワゴンRが登場した後に登場もしくはマイチェンして、ムーヴが29.0km/L、eKワゴン<デイズ>が30.0km/L、Nワゴンが29.2km/Lと、現行型ワゴンR登場時の28.8km/Lを上回る数値をマークしている。
これらライバルに対し、老舗ハイトワゴンのワゴンRも負けるわけにはいかない。軽自動車はどこも規格いっぱいのサイズでつくられ、動力性能もそろっているので、差別化するにはデザインを除けば、燃費性能か安全性能、あとは抗菌とかUVカットくらいしかない。こうした軽自動車ならではの事情によって、頻繁なマイチェンによる燃費競争が繰り広げられるのだろう。
とはいえ、現行型登場時の28.8km/Lという数値だって、ほんの数年前にはハイブリッドなしには考えられなかった数値だ。つまり、かけられるコストのなか、すでにやれることはほぼやっている。前回の28.8km/Lから30.0km/Lへの進化は、エンジンのタイミングチェーンの幅を細めたり、エンジンの下にカバーを加えて空気抵抗を減らしたりと、もはや乾いた雑巾を絞るような努力の結果だった。
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