改良版ワゴンRに試乗。S-エネチャージの真価とは
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:小林 俊樹
加速時にモーターアシストするということは、もはやハイブリッド・システムじゃないかと言われるかもしれないが、その通りで、別にこのクルマをハイブリッド車と呼んでも差し支えない。ただ、一般ユーザーはハイブリッド車というと、発進時などにエンジンが止まっていて、モーターだけで駆動する場面があるクルマを想像しがち。その点、S-エネチャージ付きワゴンRは、ISGだけで駆動する瞬間はなく、駆動時には必ずエンジンが動いていて、ISGはベルトでエンジンのクランクを回して駆動をアシストするのみ。
しかも、リチウムイオン・バッテリーをはじめとする機構の発熱を抑えるため、ISGがエンジンをアシストするのは、連続6秒間までと決まっていて、一度アシストすると3秒間はアシストしない。さらに、S-エネチャージはあくまで燃費向上が目的であって、パワーを増強する意図はないため、アシスト中はエンジンの出力が絞られる。結果として、最高出力52ps/6000rpm、最大トルク6.4kgm/4000rpmというスペックも、体感的な力強さも、通常のNAエンジン搭載車と同じだ。その代わり、JC08モード燃費は32.4km/Lと、現時点でハイトワゴンとしては最も優秀。
S-エネチャージについてもう少し詳しく紹介すると、ISGがエンジンをアシストするのは、スピードが15~85km/hの間。本来はエンジンの効率が最も悪いゼロ発進時からアシストするほうが効率がよいのだが、15km/h未満のゾーンはCVTがロックアップしておらず、エンジンとISGを協調させるのが難しい。このため15km/hからのアシストとなった。
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