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ニューモデル 2018.12.4

新型 トヨタRAV4 XSEハイブリッド 試乗 TNGAベースですべてを一新 

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もくじ

どんなクルマ?
ー TNGAをベースにすべてを一新
どんな感じ?
ー 明るく広々なファミリーカー
ー ON/OFF問わず走りも快適性も向上
「買い」か?
ー 魅力的なクロスオーバーSUV
スペック
ー トヨタRAV4 XSEハイブリッドのスペック

    ロードテスト アウディA6アバント ★★★★★★★★☆☆

どんなクルマ?

TNGAをベースにすべてを一新

近年、デザインへの意識が高いトヨタ。5代目となるSUV、新しいRAV4でも、次のステップへ進もうとしているその姿勢は、はっきりと見ることができる。かつての3DCGで用いられていた、三角形のポリゴンを連想させる彫刻的なデザインは、やや違和感を感じるものの、クルマ全体のスタイリングはダイナミックで、パーソナリティを重視した仕上がりだ。

しかし、新しいRAV4の内面は、スタイリング以上の進化を遂げている。多彩な使徒を叶える、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ(TNGA)をベースにし、ボディ剛性は従来型より57%も向上。重心高が低くなっただけでなく、リアのダブルウィッシュボーン・サスペンションにより、走りを洗練させ、ステアリングフィールも改善させている。加えて、重量配分を理想に近づけているだけでなく、安全性能も高めているという。

重心高は下げられているのにも関わらず、オフロード性能を左右する最低地上高は、15mm持ち上げられた。全長はやや短くなった反面、オーバーハング長を切り詰めることで、ホイールベースは伸ばされている。

ドライブトレインは、2.0ℓのガソリンエンジンにマニュアルの組み合わせも選べるが、2.5ℓガソリンエンジンとハイブリッドの組み合わせが興味深い。今回の試乗車は、その2.5ℓハイブリッドの四輪駆動車で、より軽量でコンパクトになった第4世代のハイブリッドシステムと、リアタイヤ側にモーター・ジェネレーターが組み合わされている。ドライブトレインの総合トルクの80%を、後輪へ伝えることが可能だという。

カリフォルニアの道でその仕上がりを確かめたい。

どんな感じ?

明るく広々なファミリーカー

新しいRAV4に乗り込んでみる。運転席からの眺めは良好で、ボディ剛性を向上させつつAピラーを細くし、ベルトラインを下げることで、サイドウインドウの面積を拡大。また、ドアミラーの取り付け位置を調整するなどで、優れた視界を確保している。後部座席のヘッドレストやリアウインドウの見切りを擬似的になくした、カメラでの映像を映し出す、モニター式のリアビューミラーもオプションで選択できる。

その結果、車内の雰囲気は明るく広々としたものになっており、品質の面でも向上したことを実感できる要素のひとつになっている。表面がソフトな質感に加工されたインテリア・パネルの面積は増え、パネル類の配色も、トヨタとしては新鮮味を感じるものが加わった。

ドアハンドルやエアコンのコントロールスイッチはラバー・コーティングされ、シフトノブはレザー張りとなっている。プレミアムとはいえなくても、新規性のある設えの良いインテリアで、RAV4としては大きな進歩だといえるだろう。

ダッシュボード上部中央に備え付けられる、インフォテインメントシステムの機能も向上し、ステレオの音質も良くなった。ドアポケットなどの小物入れはトヨタ車的に充実しており、ラゲッジスペースも十分広く、実用的なファミリーカーとしても満足できるはずだ。

ON/OFF問わず走りも快適性も向上

ハイブリッドに組み合わされるCVTの改善も進んでおり、以前のように実感のないまま、エンジンの回転数だけが上昇/降下する機会も減っている。不意なエンジン音の変化は薄っすらと聞こえるものの、スポーツモードにすれば、違和感を感じる機会はさらに少なくなる。また、見慣れたエコモードとEVモードに加えて、ディファレンシャルギアがLSDのように振る舞うトレイルモードも、四輪駆動車には追加されている。

車内の快適性も向上しており、後部座席のシートはクッション性が良くなったうえ、座面やシートバックの角度も改善している。鋭い突き上げに対しての吸収性ではやや劣るが、乗り心地も妥当なもの。RAV4で走っていて、不快に感じる機会は滅多にないといえそうだ。

今回の試乗車のグレードは、かなり実用的な使えるSUVだといえる。オンロードでの走行性能も高く、速めのペースでのコーナリングも臆する必要はない。グリップ力も充分で、ステアリング操作の反応は鋭く、ボディロールも適正にチェックされているから、背の高くない普通のクルマのようにカーブが連続する道でも走ることが可能。一般道のペースなら破綻することなく、運転を楽しめるだろう。

省燃費につながる運転をすれば、バッテリーに回生エネルギーが蓄えられるだけでなく、インスツルメントパネルの情報画面にはエコドライブの評価ポイントが表示される。他のクルマにはない、ドライブの楽しみ方も提供している。NEDC(新欧州ドライビング・サイクル)表示による燃費は21.7km/ℓ。実際の使用環境ではここまでの数字にはならないとはしても、14.1km/ℓを超えることは難しくはないはず。

「買い」か?

魅力的なクロスオーバーSUV

新しいRAV4は、先代モデルからあらゆる面で完成度が高められている。堅牢性も高く、オフロード性能も引き上げられ、シャシーは満足のいく運動性能を獲得している。デザインの面でも、特にインテリアを中心に新鮮な仕上がりを得ているだけでなく、利便性にも優れている。

ジムニー・シエラのような可愛いらしさはなくても、RAV4ハイブリッドは、かなり出来の良いクルマだといえる。エネルギー効率も高く、ビジュアルの面でもひとを引きつける力を備えている。クロスオーバー・スタイルのSUVとして、非常に魅力的な存在だと思う。

トヨタRAV4 XSEハイブリッドのスペック

■価格 2万3424ポンド(346万円)
■全長×全幅×全高 -
■最高速度 180km/h
■0-100km/h加速 8.1秒
■燃費 21.7km/ℓ (NEDC)
■CO2排出量 105g/km
■乾燥重量 1645kg
■パワートレイン 直列4気筒2487cc+電気モーター2基
■使用燃料 ガソリン
■最高出力 219ps/6000rpm(総合)
■最大トルク 22.4kg-m/4400rpm(総合)
■ギアボックス CVT

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(AUTOCAR JAPAN リチャード・ブレンナー)

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