もくじ
ー M3 CSよりもハイパワーに
ー 新プラットフォームによる軽量、高剛性化
ー M4などの派生型も登場へ
実車 新型BMW 3シリーズに「M340i xドライブ」 3.0ℓ直6搭載 LAショー
M3 CSよりもハイパワーに
2020年に発売予定の次期型BMW M3は、現在使われている3.0ℓ直6ツインスクロールターボを改良したものを搭載し、470ps程度になるようだ。
2018年パリ・モーターショーでハラルド・クリューガーCEOなどは新型M3が開発中であることを認めたものの、その詳細については明かされなかった。しかし、新型M3は現行のM3 CSの460psを超えて来ると考えられている。
M4 GTSでも使われたウォーター・インジェクション・システムの使用によりパワーアップが図られるようだ。このシステムを装備する上での補機類の配置に関する問題もすでに解決したと見られている。
このシステムによる重量増はわずかであり、1585kgのM3 CSよりも軽量化するという目標は果たすことができるだろう。これは新型3シリーズの新プラットフォームによる恩恵や、ルーフなどにカーボンファイバー製パーツを使用することによるものだ。
新プラットフォームによる軽量、高剛性化
M5に使われるような4WDシステムや、その他の電動化などについては軽量化のため見送られたようだ。ただし、今後のCO2排出量規制の強化に対応するため、今回のM3が非電動の最後のモデルになるといわれている。
新型M3のパフォーマンスについて詳細は不明だが、軽量化とパワーアップにより、現行M3 CSの0-100km/h加速3.9秒という数値は短縮されると予想される。6速MTまたは8速ATが用意され、AT版はローンチコントロールのおかげでより速くなるだろう。
アルミニウムと高強度鋼によるCLARプラットフォームにより剛性が向上したとのことだ。これにより通常の3シリーズでもクラスをリードする運動性能を獲得したといわれている。
ボディ剛性の強化によるパフォーマンスの向上はもとより、走行時の振動の減少にもつながっている。そして運動性能を低下させることなく、柔らかめのスプリングを選択して快適性を向上させることもできるだろう。
M4などの派生型も登場へ
内装については、新型M5の流れを汲み、今までよりもダッシュボードに一体化したインフォテインメントスクリーンが装着されるだろう。iドライブの回転式ダイヤルはその扱いやすさに定評があることから残されるとみられている。
BMWのマーケティングを統括するイアン・ロバートソンは、2021年に登場するi5やi7は自動運転が可能となると語った。次期M3にもさらに高度な運転支援装備が与えられるだろうが、Mモデルの性格上、当面はドライバー志向のキャラクターが維持されるようだ。
M3は今後登場するM4のベースとなるほか、M440iやM440dなどのMパフォーマンスモデルにも影響を与えるだろう。これらは2020年に登場し、メルセデス-AMGやアウディ・スポーツなどに対抗する。
後輪操舵システムなどが装備されるかは不明だ。ただし、M3だけのためにこのシステムを開発する合理性があるかは議論になるところだろう。現在このクルマは2020年の発売を目指して公道テストが行われており、5シリーズや7シリーズ譲りのアクティブ・テクノロジーが採用される可能性もある。
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