ハースF1のケビン・マグヌッセンは、シンガポールGPの決勝レース終盤、8位入賞を目指して走っていた。しかし、最後のセーフティカーランが明けた際、フロントウイングの左側にビニール袋が引っかかってしまったことで空力に悪影響を及ぼし、ペースダウンを余儀なくされてしまった。
このビニール袋により、マグヌッセンのペースは1周あたり4秒ほど落ちることになった。しかもマグヌッセンはペースを失ったばかりではなく、タイヤにも影響が及んでいたため、残り3周という時点でピットに入り、ビニール袋を取り除かねばならなかった。
【写真】マグヌッセンのフロントウイングに引っかかっていたビニール袋
チーム代表のギュンター・シュタイナーは、次のように語った。
「それは最後のリスタートの後のことだった。彼(マグヌッセン)が突然遅くなった時だ」
「彼は数周に渡ってドライブした。そしてウイングをチェックしたんだ。エンジニアのひとりが、フロントのダウンフォースを失っているのが確認できると言ったからね。我々はウイングが壊れていると思った」
「しかしケビンは、何にもぶつかっていないと言うんだ。そして我々は、それを確認することができなかった」
「ピットストップをした理由がそれだ。あまりにも多くのダウンフォースを失っていたのだ。彼がピットに入ってきた時に我々は新しいタイヤを装着し、そしてビニール袋を取り除いた」
「タイヤはもう限界を越えていたんで、走り続ける意味はなかった。少なくとも新しいタイヤでは、良いペースで走ることができた。そして何が原因だったのかを見ることができた。それはビニール袋だったんだ」
ビニール袋が詰まってしまったために、ポイント獲得を逃すことになったと感じるかと尋ねられたシュタイナー代表は、次のように語った。
「助けにはならなかったのは間違いないだろう。フロントウイングは破損し、ダウンフォースを失ったら、マシンはもう正しく機能しないと考え始めるモノだ。ビニール袋が詰まらなければ、タイヤを生かしておくことができただろうか? それは分からない」
マグヌッセンはこのトラブルの影響もあり、17位でフィニッシュ。チームメイトのロマン・グロージャンも11位だったため、ハースはポイントを持ち帰ることができなかった。
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