現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > クビアト、”元チームメイト”アルボンのレッドブルでのデビュー戦高評価に疑問

ここから本文です

クビアト、”元チームメイト”アルボンのレッドブルでのデビュー戦高評価に疑問

掲載 更新
クビアト、”元チームメイト”アルボンのレッドブルでのデビュー戦高評価に疑問

 今季トロロッソ・ホンダからF1デビューを果たしたアレクサンダー・アルボンは、ベルギーGPからレッドブルのドライバーとして大抜擢された。その初戦はパワーユニット交換ペナルティにより後方スタートとなりながら、レース中に追い上げを見せ、最終的に5位を手にした。このパフォーマンスには、各方面から高い評価が集まっている。

 しかし、トロロッソ時代のアルボンのチームメイトだったダニール・クビアトは、アルボンのベルギーGPでのパフォーマンスについて、良いマシンに乗っているにも関わらず、レースの大半をクビアトの後ろで過ごしたことを考慮すべきだと考えている。

【動画】F1第13戦ベルギーGP決勝ハイライト

「なぜみんなが、良いスタートだったと言うのか、僕にはよく分からない」

 ベルギーGPでのアルボンのパフォーマンスについて尋ねられたクビアトは、そう語った。

「彼はレッドブルのマシンに乗っていたにも関わらず、僕の後ろで36周を過ごした。しかも、彼は僕の目の前からスタートしたんだ。だから分からない。おそらく将来的には、彼はもっと良くなるだろう」

 クビアトは、アルボンのことを常に気にしていたわけではないと語るが、スパでは常に競う位置にいたために、その動向が目に入ったという。

「いつもはそうじゃないけど、スパではレース中を通じて彼と戦っていたから、彼のことを注視せざるを得なかった」

 そうクビアトは語った。

「もし彼がトロロッソのマシンに乗っていたのであれば、驚くべきレースだったと言えるだろう。でも彼は、レッドブルのマシンに乗っていたんだ」

 アルボンはもっと良いレースをすべきだったと感じているのか……そう尋ねられたクビアトは、次のように続けた。

「それは僕には分からない。僕はただ、目にしたことに対してコメントしているだけだ。おそらくそれは、その日達成することができた最大のことだったかもしれない。しかし僕らにとっては、レッドブルと常に戦い、そしてレッドブルのマシンをずっと後ろに抑えておくことができたという意味では、素晴らしいレースだったと言えるだろう」

 アルボンは、レース中のある時点で、ポジションを上げられていないことについて心配していたという。しかしレース序盤にミディアムタイヤで苦労していたアルボンだったが、ソフトタイヤに切り替えた途端、感触が良くなったという。

「良い感じだった」

 レッドブルでの初レースを振り返り、アルボンはそう語った。

「明らかに、レースに対する考え方は少し異なっていた。常にレースのために様々なことを組み立てていたから、レースで良い仕事をしなければいけないように感じていたんだ」

「でも、うまくいった。最初のスティントは、難しかったと思う。実際、ミディアムタイヤでは本当に苦労した。そして、僕は少し心配していたんだ。ポジションを上げられていなかったからね」

「しかしソフトタイヤを履くと、簡単にポジションを上げられるようになった。もちろん、この週末を通じて、僕らには素晴らしいクルマがあったからね」

関連タグ

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

冒険! ジープ『アベンジャー4xe』に限定仕様「ノースフェイス」 10月25日発表
冒険! ジープ『アベンジャー4xe』に限定仕様「ノースフェイス」 10月25日発表
レスポンス
スズキの超ショートな「“ミニ”ジムニー」がスゴい! カクカクデザインに「画期的ユニット」を搭載!? 走破性も確保した「驚きの斬新モデル」とは
スズキの超ショートな「“ミニ”ジムニー」がスゴい! カクカクデザインに「画期的ユニット」を搭載!? 走破性も確保した「驚きの斬新モデル」とは
くるまのニュース
テスラの家庭用蓄電池「Powerwall」、ヤマダデンキが販売開始…国内家電量販店初
テスラの家庭用蓄電池「Powerwall」、ヤマダデンキが販売開始…国内家電量販店初
レスポンス
100台も集まった「NSXオーナーズデイ」は圧巻の光景! ラストは鈴鹿サーキット本コースのパレードラン…気になる来年の開催は?
100台も集まった「NSXオーナーズデイ」は圧巻の光景! ラストは鈴鹿サーキット本コースのパレードラン…気になる来年の開催は?
Auto Messe Web
ドリキン土屋圭市と谷川達也で、伝説の「ハコスカGT-R」vs「レーシングロータリー」のバトルが今週末のFSWで蘇る!【箱車の祭典2024】
ドリキン土屋圭市と谷川達也で、伝説の「ハコスカGT-R」vs「レーシングロータリー」のバトルが今週末のFSWで蘇る!【箱車の祭典2024】
Auto Messe Web
上質&勇ましい表情にイメージ一新!プジョー 208が見た目も機能も大幅にアップデート
上質&勇ましい表情にイメージ一新!プジョー 208が見た目も機能も大幅にアップデート
Webモーターマガジン
ホンダ『ZR-V』と『シビック』リコール…燃料漏れ
ホンダ『ZR-V』と『シビック』リコール…燃料漏れ
レスポンス
マルケス、新レコード記録しタイGP初日最速! ホンダのザルコ、奮闘トップ10入り|MotoGPタイGPプラクティス
マルケス、新レコード記録しタイGP初日最速! ホンダのザルコ、奮闘トップ10入り|MotoGPタイGPプラクティス
motorsport.com 日本版
「限定でもいいから日本に入れて」…SNSで好評、マツダのピックアップトラック『BT-50』
「限定でもいいから日本に入れて」…SNSで好評、マツダのピックアップトラック『BT-50』
レスポンス
「角田裕毅選手をレッドブルに乗せてくれるようにお願いしました」/渡辺康治HRC社長インタビュー(2)
「角田裕毅選手をレッドブルに乗せてくれるようにお願いしました」/渡辺康治HRC社長インタビュー(2)
AUTOSPORT web
ボンゴフレンディの衝撃ももう30年前! 日本車では絶滅したメーカー謹製「ポップアップルーフ」は海外じゃまだまだ元気だった
ボンゴフレンディの衝撃ももう30年前! 日本車では絶滅したメーカー謹製「ポップアップルーフ」は海外じゃまだまだ元気だった
WEB CARTOP
力強さと存在感をさらにスケールアップ!アウディ、プレミアムSUV「Q7」「SQ7」のマイナーチェンジを実施!
力強さと存在感をさらにスケールアップ!アウディ、プレミアムSUV「Q7」「SQ7」のマイナーチェンジを実施!
LE VOLANT CARSMEET WEB
超ド級V12オープン! アストンマーティン『ヴァンキッシュ・ヴォランテ』も復活へ
超ド級V12オープン! アストンマーティン『ヴァンキッシュ・ヴォランテ』も復活へ
レスポンス
一般人から見たらどれも同じ……だけどそれぞれコダワリがあるんです! 車高短カスタムの流派5つ
一般人から見たらどれも同じ……だけどそれぞれコダワリがあるんです! 車高短カスタムの流派5つ
WEB CARTOP
WedsSportの超人気ホイールに待望のビッグサイズ追加! 愛車をスポーティにドレスアップするなら「SA-27R」でキマリ
WedsSportの超人気ホイールに待望のビッグサイズ追加! 愛車をスポーティにドレスアップするなら「SA-27R」でキマリ
WEB CARTOP
エアロダイナミクスやトランスミッションなどの改良を図ったポルシェ911 GT3がデビュー
エアロダイナミクスやトランスミッションなどの改良を図ったポルシェ911 GT3がデビュー
カー・アンド・ドライバー
660ccの「小さな高級車」ってサイコー! 超ラグジュアリーで快適すぎる「オトナの軽自動車」が存在! ダイハツ渾身のモデル「エグゼ」とは
660ccの「小さな高級車」ってサイコー! 超ラグジュアリーで快適すぎる「オトナの軽自動車」が存在! ダイハツ渾身のモデル「エグゼ」とは
くるまのニュース
コストキャップ規則における手続き上の違反と、HRC UKの現況/渡辺康治HRC社長インタビュー(1)
コストキャップ規則における手続き上の違反と、HRC UKの現況/渡辺康治HRC社長インタビュー(1)
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村