現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 本格クロカン4WDじゃなくても平気? 雪道は「生活四駆」で事足りるのか

ここから本文です

本格クロカン4WDじゃなくても平気? 雪道は「生活四駆」で事足りるのか

掲載 1
本格クロカン4WDじゃなくても平気? 雪道は「生活四駆」で事足りるのか

 一口に4WDといっても仕組みはさまざま!

 あれだけ暑かった夏も過ぎ去り、気づけばもう冬の気配が感じられる今日この頃。冬が来るとなれば覚悟しなければならないのが積雪だろう。もちろん雪とは無縁の地域もあるとは思うが、ここのところの異常気象を考えると、普段雪の降らない地域に突然降雪がある可能性もゼロではないのかもしれない。

なんちゃってヨンクだらけの今こそ乗りたい「悪路御用達」の男前国産SUV4選

 そんな降雪時に心強いパートナーとなってくれるのが四輪駆動車、通称4WD車。もちろんスタッドレスタイヤなどの滑り止めは必須となるが、慣れない雪道走行でも安心して走ることができるイメージを持っている人も多いことだろう。

 しかし一口に4WDといっても、常に4輪を駆動するフルタイム4WDもあれば、ドライバーが任意で2WDと4WDを切り替えられるもの、駆動輪がスリップしたときだけクルマが判断して4WDとなるパートタイム4WDなど、非常に細分化されているのだ。

 一般道の走行であれば生活4WDでも十分

 ここでは細かな4WDの種類の解説は省くが、一般的な乗用車に設定されている「生活4WD」と呼ばれるものと、本格的なSUVの4WDでは当然ながら走行性能は異なる。当然ながら道なき道を行くようなシチュエーションでは本格的なSUVのほうが圧倒的に走破性は高くなるわけだが、ユーザーが一般道を普通に走行するのであれば、生活4WDでも十分すぎる性能があると言える。

 もちろんいざという時のために本格的な4WD車があったほうがいいと思う人もいるだろうが、当然ながら本格的な4WDシステムを持つ車両は車両価格も高くなりがち。また、フルタイム4WDは常に4輪に駆動力が伝わっているため燃費も悪化するし、小回りも利きづらい。

 それに雪国で生活4WDと呼ばれるモデルが力不足ということであれば、とうの昔に雪国では本格的なSUVばかりとなっているハズだが、そういうわけでもないのはご存じのとおり。人をたくさん乗せたいのに2シーターのクルマを買う人がいないように、クルマ選びの基本は適材適所。一口に4WDといっても性能は異なるが、自分の使い方に合った4WDはどれなのかをしっかり見極めて購入したいところだ。

関連タグ

こんな記事も読まれています

いまクルマを買うなら絶対選びたい装備5選! でも超便利装備なハズなのに……あれ? とならないための注意点とは
いまクルマを買うなら絶対選びたい装備5選! でも超便利装備なハズなのに……あれ? とならないための注意点とは
WEB CARTOP
スズキが“新”「斬新軽トラ」を実車展示! めちゃ「画期的な荷台」がすごい! 精悍ブラック顔×4WD採用の「軽トラ市」向けモデルとは
スズキが“新”「斬新軽トラ」を実車展示! めちゃ「画期的な荷台」がすごい! 精悍ブラック顔×4WD採用の「軽トラ市」向けモデルとは
くるまのニュース
MG新型「サイバースター」英国で受注開始 “シザーズドア”がカッコいい! 名門MGで復活した2座オープンスポーツカーは約1080万円から
MG新型「サイバースター」英国で受注開始 “シザーズドア”がカッコいい! 名門MGで復活した2座オープンスポーツカーは約1080万円から
VAGUE
スズキ「GSX-8S」をよりスポーティに スズキ・フランスが「GSX-8S Team Suzuki」発表
スズキ「GSX-8S」をよりスポーティに スズキ・フランスが「GSX-8S Team Suzuki」発表
バイクのニュース
スズキ、インドで新型「スイフト」発売 プレミアムハッチとして若者へ訴求
スズキ、インドで新型「スイフト」発売 プレミアムハッチとして若者へ訴求
日刊自動車新聞
本田技研工業、過去最高の利益を報告---2023年度決算
本田技研工業、過去最高の利益を報告---2023年度決算
レスポンス
対抗馬に変わり種、ポニーカー揃い踏み!そして微妙なパワーバランスの変化も…【アメリカンカープラモ・クロニクル】第26回
対抗馬に変わり種、ポニーカー揃い踏み!そして微妙なパワーバランスの変化も…【アメリカンカープラモ・クロニクル】第26回
LE VOLANT CARSMEET WEB
めちゃ「オシャレ」! しかも「ChatGPT機能」搭載! 魅惑のレッドに染まる特別な「DS 4」550万円で発売
めちゃ「オシャレ」! しかも「ChatGPT機能」搭載! 魅惑のレッドに染まる特別な「DS 4」550万円で発売
くるまのニュース
奧伊吹で開幕する2024年のD1グランプリ。注目の2世ドライバーが今季デビュー
奧伊吹で開幕する2024年のD1グランプリ。注目の2世ドライバーが今季デビュー
AUTOSPORT web
円安、コスト上昇の影響はミニカーの世界にも 注目は「レジン」…第62回 静岡ホビーショー
円安、コスト上昇の影響はミニカーの世界にも 注目は「レジン」…第62回 静岡ホビーショー
レスポンス
今週、話題になったクルマのニュース3選(2024.5.11)
今週、話題になったクルマのニュース3選(2024.5.11)
@DIME
アバルト F595Cの第2弾 MTで左右のハンドル位置が選べる限定車
アバルト F595Cの第2弾 MTで左右のハンドル位置が選べる限定車
Auto Prove
フォード、カルロス・サインツSr.の獲得を発表。強力布陣で2025年のダカール挑戦へ
フォード、カルロス・サインツSr.の獲得を発表。強力布陣で2025年のダカール挑戦へ
motorsport.com 日本版
【F1第6戦無線レビュー】「今朝からそんな気がしていたんだ」ようやく掴んだ初優勝。自信を持ってレースに臨んだノリス
【F1第6戦無線レビュー】「今朝からそんな気がしていたんだ」ようやく掴んだ初優勝。自信を持ってレースに臨んだノリス
AUTOSPORT web
運転席が回転するから超便利! 車内スペースを無駄なく使えるトヨタ ノアがベースのキャンパー
運転席が回転するから超便利! 車内スペースを無駄なく使えるトヨタ ノアがベースのキャンパー
月刊自家用車WEB
ホンダの上級セダン「インスパイア」復活!? 全長5m級&縦型グリルで迫力スゴイ! アコードと違う印象は? 中国で試乗
ホンダの上級セダン「インスパイア」復活!? 全長5m級&縦型グリルで迫力スゴイ! アコードと違う印象は? 中国で試乗
くるまのニュース
1.9億円を集めた電動バイクプロジェクト「COSWHEEL MIRAI」が再始動! 完全電動バイク仕様の原付一種&二種モデルが登場
1.9億円を集めた電動バイクプロジェクト「COSWHEEL MIRAI」が再始動! 完全電動バイク仕様の原付一種&二種モデルが登場
バイクのニュース
崖っぷちサージェント、アントネッリとの交代説に惑わされず「僕は精一杯やるだけ」ウイリアムズ代表とは協議
崖っぷちサージェント、アントネッリとの交代説に惑わされず「僕は精一杯やるだけ」ウイリアムズ代表とは協議
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

1件
  • 生活四駆のミラに4輪チェーン(全部で1万円)を付けて豪雪林道を走ったことがあります。

    車重が軽いのでラッセルではなく雪に乗っかり4輪でカキカキしながら進む感じでスタックしないんです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村