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業界ニュース 2019.10.30

【クラウンの軌跡 03】3代目は、日本の様式美をスタイルで表現。「白いクラウン」のキャッチも登場

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日本を代表する乗用車といえば、まずトヨタ クラウンの名が思い浮かぶのではないだろうか。初代が登場してから、2020年の1月で65年になる。そこで、初代から現行型まで歴代のクラウンの軌跡を振りかえってみよう。今回は1967年に登場した、MS50/51系クラウンを解説する。

スペシャリティの先駆けとなるクラス初のHTを新設定
■MS50/51系(1967年9月~)
日本が世界に誇る高級セダンへと成長したクラウンは、1967年(昭和42年)9月に3代目のMS50系にバトンを託している。「ゆとりある高速長距離セダン」をテーマに開発され、国際商品として通用する高い品質と優れた安全性をセーリングポイントにした。また、オーナーカーとしての色合いを強め、オーナーデラックスを設定して〝白いクラウン〞のキャッチフレーズで売り出した。

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進化が著しいのはシャシである。衝突安全に有利で室内寸法も拡大しやすいペリメーターフレームを採用した。ボディを16個のラバーを介してフレームに架装するため振動や騒音も低減できた。このフレーム構造がいかに優秀であったかは、その後20年以上にわたって歴代クラウンに使われ続けたことが証明している。

エクステリアは、日本の美をテーマにした、ストレート基調、水平ラインの伸びやかなデザインだ。サイズは大きく変わっていないが、2代目より高級感にあふれ、サイドのキャラクターラインも彫りが深く力強い。端正な横桟基調のフロントマスクは、乗り手を優雅な気分にさせる。横長のリアコンビランプも華やかさを意識してデザインした。

インテリアは視覚的な安心感を与えるデザインだが、ソフトパッドを効果的に使い、見栄えがいい。コーン型に成形されたガラスの中に丸型のメーターを並べている。それまでの高級車にはなかったデザインだが、これは世界トップクラスの安全対策を盛り込んだためだ。米国で施行されている自動車安全基準20項目のうち19項目を満たした。むち打ち防止のヘッドレストなど、トヨタ独自の安全対策を16項目も盛り込んだ。

パワーユニットは1988ccのM型直列6気筒SOHCと3R型をスケールアップして排気量を1994ccにした5R型直列4気筒OHVを設定した。スーパーデラックスに搭載されたM-D型6気筒エンジンは、最高出力110ps/最大トルク16.0kgmを発生する。

1968年9月、日本で初めてフルサイズの2ドアハードトップ(HT)を設定し、センセーションを巻き起こした。これはプレステージ・スペシャリティカーの先駆けとなったスタイリッシュなモデルだ。センターピラーを取り去るとともにリアクオーターピラーを傾斜させ、大人のパーソナルカーに仕立てている。ヘッドランプは角型2灯式で、前と後ろのフェンダーには角型のターンシグナルランプを配した。

HTのエンジンはM型直列6気筒SOHCだけの設定だ。SUツインキャブを装着したSLは125ps/16.5kgmを発生する。1969年8月にフェイスリフトを行い、フロントグリルとリアコンビランプを立体的なデザインに変更した。また、M型エンジンをパワーアップする。HTにパワーステアリングを標準装備したスーパーデラックスを設定するなど、気持ち良い走りと快適性向上に磨きをかけたのが、3代目クラウンだ。

クラウンの軌跡バックナンバー

クラウン スーパーデラックス(1967年)主要諸元
●全長×全幅×全高:4665×1690×1445mm
●ホイールベース:2690mm
●重量:1310kg
●エンジン型式・種類:M-D型・直6 SOHC
●排気量:1988cc
●最高出力:110ps/5600rpm
●最大トルク:16.0kgm/3600rpm
●トランスミッション:3速コラムMT+OD
●タイヤサイズ:6.95-14-4PR
●価格:112万円

[ アルバム : 3代目クラウン はオリジナルサイトでご覧ください ]

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(Webモーターマガジン Webモーターマガジン編集部)

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みんなのコメント

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  • kan*****|2019/10/30 09:56

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    先代にあったクラウンエイトがセンチュリーへと昇華したため、クラウンは再び5ナンバー車だけとなる。ワゴン/バンのほかピックアップトラックもラインナップされていた。なお、ピックアップトラックはこの代が最後であった。

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