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業界ニュース 2019.10.27

次期型「ハスラー」はオシャレさ重視? 現行モデルと外見があまり変わらない理由とは

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■待望の次期型ハスラー登場?

 スズキ「ハスラー」の次期型モデルが、東京モーターショー2019で「ハスラーコンセプト」として発表されました。コンセプトという名前で出展されているものの、実質の次期型の2代目モデルの初お披露目といわれています。

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 そんな次期型のハスラーコンセプトは、現行型と大きく見た目が変わらないようですが、なぜ大幅な変更はされなかったのでしょうか。

 現行型は、かなりの人気モデルといえ、大幅にデザインを変えるのは販売戦略的に難しいのは当然です。ですが、次期型は非常によくまとまっており、現行型よりもスクエアでマッシブなイメージが強調されました。また、テレビCMで鳥山明氏が書いたハスラーに近くなった気もします。

 また、次期型の外観デザインに大きく手を入れなかったのは、人気モデルを成熟進化させたいというスズキの想いがあったようです。

 展示されていた次期型は、ツートーン色となり車体後部の色が塗り分けられ、新設のクォーターウインドウと共に、ジープ「ラングラーアンリミテッド」のような造形になりました。

 リアのコンビネーションランプもスクエアになり、これもラングラーを彷彿とさせる形状です。好き嫌いは分かれると思いますが、アウトドアギアのデザインが好きな人には、好感が持てるエクステリアになり、スズキには同じヒット作の「ジムニー」や「スペーシアギア」があるため、デザイナーもその棲み分けに腐心したのではないでしょうか。

 内装にもそれがあらわれており、まるで巨大な三連メーターのようなインパネは、アウトドアウォッチのベゼルのようなデザインが採用されています。

 近年の国産車では、希に見る個性が爆発したデザインです。助手席前のパネルはさまざまな機能が与えられており、通常のグローブボックスのほかに、蓋を取り外して開口した収納スペースとしても使えるようです。

 さらに、リュックサックに付いているようなコードを取り付けると、そこに小物を挟めるというアウトドア的なギミックも採用しました。

 次期型の開発コンセプトについて、業界関係者は次のように話します。

「今回の開発にあたっては、アウトドアウェアの機能性やファッション性に着目しました。優れたアウトドアウェアというのは、高い機能性を持っているだけでなく、街で着ても違和感のないファッション性を備えています。

 新型ハスラーはそれにならい、オンオフを問わない走行性、さまざまななシーンで使える機能、そしてどこにでも馴染むデザインを目指したようです」

※ ※ ※

 機能性という点でもいろいろ改良が施されているようです。まず荷室のフロア下に、従来はなかった収納スペースが設けられ、スペースの容積は小さいですが、実際に使うと便利さを感じます。

 さらに荷室側から後席を倒せるようになったのも、新しい機能のひとつで、後席のドアを開けなくていいのは、利便性の点で意外と大きな改善です。

 基本的なシートレイアウトは現行型を踏襲しているようですが、次期型は車中泊にこだわって造っているといい、フルフラットにする手順や横になった際の快適性などが改善されているのかもしれません。

■次期型ハスラーの走行性能はどう進化した?

 ハスラーにとって大切な機能といえば、悪路走破性です。筆者(山崎友貴)の予想通り、やはり新しいデバイスを追加して、機能を付加しているようです。

 次期型には「グリップ」「スノー」「ヒルディセント」という3つの走行モードを持つトラクションコントロールが採用されて、現行型は深雪から脱出などのシーンで、若干不安がありましたが、今回の新機能追加によって悪路性能も大幅に向上しているのではないでしょうか。

 純正カーナビゲーションも、見えない部分で進化しているようです。スマートフォン連動機能が採用されたこともさることながら、アウトドア用GPSのように、ロシアのGPS「GLONASS」や日本の「みちびき」の電波にも対応。さらに高精度なマップマッチングとナビゲーションが可能になっているといいます。

 安全装備は現行型と同じ「デュアルカメラブレーキサポート」を採用していますが、標識認識機能が追加されており、メーター内の液晶部分に表示されるようです。

 見えない部分では、燃費、静粛性、快適性の点では、現行型から大きく進化しているといいます。たとえば、組み立ての際に使用する接着剤を最新タイプに変え、ボディ剛性などのすべてを見直したことで、その乗り心地やハンドリングは格段に改善されているようです。

 現行型は、アウトドアギアのような香りのするクルマとして市場を開拓。現在のSUVにおけるトレンドを牽引してきました。あまりにも大ヒットを記録したため、次期型の方向性が心配されていましたが、新型は基本コンセプトを見失うことなく、しっかりと熟成してきた感があります。

 一見すると大きな変化は見られませんが、走りや使い勝手が大きく変わるという「進化」は、ユーザーにとっては歓迎すべきことではないでしょうか。

 ちなみに発売日はまだ発表されていませんが、年内にも予約受注が始まると見られます。東京モーターショー2019に展示されているモデルはカスタムされていますが、実際に触れられる方の車両は市販車とほぼ同じようですので、チェックをしてみてください。

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(くるまのニュース 山崎友貴)

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