現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 絶対に見ておくべき! 東京モーターショー2019でオススメの車5選

ここから本文です

絶対に見ておくべき! 東京モーターショー2019でオススメの車5選

掲載 更新
絶対に見ておくべき! 東京モーターショー2019でオススメの車5選

■東京モーターショーでオススメの展示車たち

 東京ビッグサイトとお台場周辺地域で開催されている第46回東京モーターショー2019は、2019年10月25日から一般公開が始まりました。

不人気にもほどがある!? ビックリするほど売れていない軽自動車5選

 国内外の自動車、オートバイ、部品などのメーカーが出展し、さまざまなコンセプトカーや製品の展示をおこなっています。

 そこで、会場で絶対に見ておくべきオススメの展示車を5車種ピックアップして紹介します。

●スズキ「ハスラーコンセプト」

 スズキは3台のコンセプトカーを展示していますが、なかでも注目すべきは「ハスラーコンセプト」です。参考出品車として世界初公開されましたが、作り込みの完成度は市販車といっていいレベルで、2代目となる新型ハスラーで間違いないでしょう。

 フロントマスクは、現行型ハスラーからキープコンセプトで、丸目を基調にしながらウインカーを一体型としたヘッドライトや、アンダーガード風のバンパーなど、一見しただけでは現行型との見分けが難しいほどです。

 ボディ形状も現行型に近いスタイルですが、リアドアのさらに後ろのCピラーに新たに窓を設けて、シックスライトとすることで、現行型との違いが明確になっています。

 内装のデザインは大きく変わり、インパネにあるメーター/カーナビ・オーディオ/グローブボックスの各セクションに、時計のベゼル状の枠が設けられたデザインで、より「アウトドア・ギア」のイメージが濃くなりました。

 また、多くの収納スペースや、荷室側からスライド可能なリアシート、防汚性の高い荷室など、使い勝手も向上しています。
 
 搭載されるエンジンは、660cc直列3気筒・吸排気VVTマイルドハイブリッド、および660cc直列3気筒ターボ・吸気VVTマイルドハイブリッドの2種類で、駆動方式は4WDです。

 なお、東京モーターショー2019では、このハスラーコンセプトをベースにした用品装着モデルも展示されています。

●ホンダ「フィット」

 ホンダブースの目玉は、やはり新型「フィット」です。フィットは2001年に初代がデビューし、またたく間にベストセラーコンパクトカーとなり、今回発表されたモデルが4代目です。

 新型フィットは、歴代モデルと同様に広い室内空間や使い勝手の良さをそのままに、コンパクトカーとしての機能や質を高めたといいます。

 外観の特徴は、フロントフェイスを一新するとともに、Aピラーのフロント側を細く、リア側を太くすることで、サイドビューの印象を大きく変えつつ、十分な衝突安全性能とワイドで優れた視認性を両立。

 パワートレインの詳細は明かされていませんが、ハイブリッドモデルは新たに2モーターハイブリッドシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」 を採用し、日常的な走行のほとんどをモーターでおこない、優れた環境性能とともに心地よい走りと力強い加速で、快適な乗り心地を実現しています。

 グレードは、ライフスタイルに合わせて選択できる「ベーシック/ホーム/ネス/クロスター/リュクス」という5つを新たに設定。なかでもクロスターは、いま人気のSUVをモチーフにしたデザインで、アウトドアシーンに似合うグレードとなっています。

 新型フィットの発売時期は諸問題により当初の予定から遅れ、2020年2月予定です。

●マツダ「MX-30」

 マツダはプレミアムコンパクトカー「マツダ3」そして、コンパクトSUVの「CX-30」という2台の新世代商品を発表しましたが、第3弾としてマツダ初の量産ピュアEV「MX-30」を世界初公開しました。

 外観デザインは、マツダのデザインコンセプトの「魂動(こどう)」を採用したSUVで、サイズ的にはCX-30に近いですが、リアウインドウの傾斜を寝かせたクーペタイプとなっています。

 さらに外観で目をひくのは、小ぶりな後席ドアが観音開きとなる、同社の「RX-8」で採用した「フリースタイルドア」が再び採用されました。

 パワートレインは新電動化技術「eーSKYACTIV」が開発され、EVでも変わることのないマツダの「人馬一体による走りの歓び」を追求し、ドライバーが自然に運転を楽しむことができる走りを実現したといいます。

 欧州で先行予約の受付が始まり、2020年中に欧州のユーザーへデリバリーされるとのことですが、日本での導入時期は未定とのことです。

■ついにダイハツのSUVが復活する!?

●トヨタ「e-RACER」

 今回の東京モーターショーでは、スポーツタイプのコンセプトカーが極端に少ない印象ですが、そんななか、トヨタが発表したのが「e-RACER」です。

 世界初披露されたe-RACERは、トヨタが提唱する「Fun to Drive」を表現する未来のモビリティで、フォーミュラーカーをイメージさせる外観が特徴となっています。

 また、専用のデジタルグラスを装着して、好みの走行シーンを現実世界に重ね合わせるARを採用し、自身の体型に合ったシートアクセサリーをカスタマイズすることなどができます。

 トヨタは、e-RACERを「個人所有する未来のモビリティ」だとしていますが、豊田章男社長は「馬」と表現しました。つまり、e-RACERは「愛馬」ということになります。

 e-RACERで表現されたコンセプトが、今後登場するトヨタ車においてどのように表現されるのか、注目です。

●ダイハツ「コンパクトSUV」

 ダイハツブースでは4台のコンセプトカーを世界初公開される予定でしたが、10月23日のプレスデー初日に5台目となる市販予定モデルのコンパクトSUVがサプライズ公開されました。

 コンパクトSUVの車名は発表されていませんが、いくつかの情報が公表されています。

 ボディサイズは全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmというコンパクトさで、外観は、トヨタ「RAV4」に似たデザインとなっており、ツリ目のヘッドライトをはじめ、小さいボディながらも迫力あるデザインが採用されました。

 搭載されるエンジンは1リッター直列3気筒ターボで、組み合わされるトランスミッションはCVTです。また、プラットフォームなどの新しい開発手法「DNGA」も採用されており、走行性能の高さも期待されます。

 内外装の完成度はかなり高く、ダイハツもまもなく発売とアナウンスしていますので、市販までは秒読み段階です。

※ ※ ※

 コンセプトカーは市販車につながるものばかりではなく、むしろ完全にショーモデルというだけで終わるほうが多いです。

 それでも、出展されるクルマを見るといつ市販化されるのか、ついワクワクしてしまいます。

 東京モーターショーは以前から比べると規模が小さくなってしまいましたが、これからもワクワクを提供してくれることでしょう。

こんな記事も読まれています

1本になったりしたけど…21世紀の技術をもってしてもダメ!? ワイパーは未来永劫今のままなの!?!?
1本になったりしたけど…21世紀の技術をもってしてもダメ!? ワイパーは未来永劫今のままなの!?!?
ベストカーWeb
バニャイア、一歩先を見据えて別セッティングに集中「低グリップのトラックに焦点を当てた」/MotoGPヘレステスト
バニャイア、一歩先を見据えて別セッティングに集中「低グリップのトラックに焦点を当てた」/MotoGPヘレステスト
AUTOSPORT web
悲願のF1初優勝。レースマネジメントに長け「成熟した」ノリスをマクラーレン代表が手放しで称賛
悲願のF1初優勝。レースマネジメントに長け「成熟した」ノリスをマクラーレン代表が手放しで称賛
AUTOSPORT web
海外からも注目のファンイベント「ルノーカングージャンボリー2024」10月27日開催
海外からも注目のファンイベント「ルノーカングージャンボリー2024」10月27日開催
グーネット
激変の空力パーツにも「変わらないと感じた」と中上。ホンダ勢4人に不評のバイクの次の一手は/MotoGPへレステスト
激変の空力パーツにも「変わらないと感じた」と中上。ホンダ勢4人に不評のバイクの次の一手は/MotoGPへレステスト
AUTOSPORT web
マセラティ 新型「グランカブリオ トロフェオ」国内オーダー開始!価格は3120万円から
マセラティ 新型「グランカブリオ トロフェオ」国内オーダー開始!価格は3120万円から
グーネット
トヨタから登場の[3輪車]!? しかも100万円って安すぎ!!!! 2025年登場濃厚のリーン3
トヨタから登場の[3輪車]!? しかも100万円って安すぎ!!!! 2025年登場濃厚のリーン3
ベストカーWeb
三菱「ギャラン」に「ランエボ」「パジェロ」のラリーカーが勢揃い! 篠塚建次郎氏の追悼展示は三菱モータースポーツの歩みでもありました
三菱「ギャラン」に「ランエボ」「パジェロ」のラリーカーが勢揃い! 篠塚建次郎氏の追悼展示は三菱モータースポーツの歩みでもありました
Auto Messe Web
ルクレールがバスール代表の采配を称賛「僕たちは上昇のスパイラルに入っている」。ニューウェイへの興味にも言及
ルクレールがバスール代表の采配を称賛「僕たちは上昇のスパイラルに入っている」。ニューウェイへの興味にも言及
AUTOSPORT web
GTWCヨーロッパのスプリントカップが開幕。WRT BMWとウインワードのメルセデスAMGが勝利を分け合う
GTWCヨーロッパのスプリントカップが開幕。WRT BMWとウインワードのメルセデスAMGが勝利を分け合う
AUTOSPORT web
世界一美しいクーペ=147+156 アルファ・ロメオGT V6ブッソ・ユニットも搭載 UK中古車ガイド
世界一美しいクーペ=147+156 アルファ・ロメオGT V6ブッソ・ユニットも搭載 UK中古車ガイド
AUTOCAR JAPAN
BMWは全ての電気自動車向けに目的地で充電ができるプロジェクト「BMW Destination Charging」を日本で開始
BMWは全ての電気自動車向けに目的地で充電ができるプロジェクト「BMW Destination Charging」を日本で開始
Auto Prove
ミキティ、スマホでポチ買いした1000万超の「超高級車」をついに納車! 斬新“ド派手ドア”搭載の実車に 「かっこいい!」「すごいクルマ」の声集まる
ミキティ、スマホでポチ買いした1000万超の「超高級車」をついに納車! 斬新“ド派手ドア”搭載の実車に 「かっこいい!」「すごいクルマ」の声集まる
くるまのニュース
今年は晴れるか? 「ルノーカングージャンボリー2024」は10月27日に開催…仏本社も注目、世界最大級のファンイベント
今年は晴れるか? 「ルノーカングージャンボリー2024」は10月27日に開催…仏本社も注目、世界最大級のファンイベント
レスポンス
マセラティが推す「フォーリセリエ」で仕立てた「グレカーレ」と別注カラーの「クアトロポルテ」の新旧トライデントが揃い踏み…で、「フォーリセリエ」とは
マセラティが推す「フォーリセリエ」で仕立てた「グレカーレ」と別注カラーの「クアトロポルテ」の新旧トライデントが揃い踏み…で、「フォーリセリエ」とは
Auto Messe Web
トレンドはこれからも「SUV一辺倒」なのか? 欧州市場に見る "風向き" の変化
トレンドはこれからも「SUV一辺倒」なのか? 欧州市場に見る "風向き" の変化
AUTOCAR JAPAN
『レンジローバー・イヴォーク』と『ディスカバリースポーツ』の姉妹が2025年モデルに刷新
『レンジローバー・イヴォーク』と『ディスカバリースポーツ』の姉妹が2025年モデルに刷新
AUTOSPORT web
ニッサン/ニスモ、CNF使用の『ニッサンZニスモ・レーシング・コンセプト』で富士24時間に参戦
ニッサン/ニスモ、CNF使用の『ニッサンZニスモ・レーシング・コンセプト』で富士24時間に参戦
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

162.5236.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.8270.0万円

中古車を検索
フィットの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

162.5236.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

4.8270.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村