今年は、日本におけるアルピナ1号車となったB7ターボが上陸して40周年という記念すべき年。今回の出展はその感謝の気持ちを表したものだという。
B3リムジン アルラッド
今回のショーでワールドプレミアされた新型B3リムジンアルラッド。最高出力462ps、最大トルク700N・mを発生する3L直6エンジンを搭載。
そこに最先端のトランスミッションテクノロジー(8AT)を組み合わせ、0-100km/hタイムは3.8秒、最高速度は303km/hに達する。
足回りは、アルピナスポーツサスペンションと20インチ鍛造ホイールを装着。いかなる走行状況でも正確なハンドリングと卓越したドライビングエクスペリアンスを感じさせてくれる。
スピードメーターには、フルカラーデジタルメーターディスプレイが採用された。
2020年春より生産が開始され、秋からデリバリーがスタートする予定だ。
XD4 アルラッド
日本初公開となった、アルピナ初となるクーペSUVのXD4アルラッド。
搭載されるエンジンは3L直6ディーゼルで、最高出力388ps、最大トルクは770N・mに達する。
0‐100km/h加速は4.6秒、最高速度は270km/hに。
B7リムジン アルラッド
BMW アルピナのフラッグシップモデルとなるB7リムジン。ビ・ターボ・チャージング・システムを搭載した新世代の4.4L V8エンジンは、最高出力608ps、最大トルク800N・mという驚愕のパワーを発生。車両重量が2tというモデルながら、0‐100km/h加速は3.6秒、最高速度は330km/hに達する。
エクステリアは優雅さとダイナミクスさを共存させたデザインに。インテリアはアルピナならではの上質なラヴァリナ・レザーでラグジュアリーな雰囲気に仕立てられている。
「ポルシェ 911カレラより加速性能がよく、マクラーレンより速い」とニコル・オートモビルズ最高経営責任者のC.H. ニコ・ローレケ氏は胸を張る。
XD3アルラッド
日々の生活での実用性、快適性、ダイナミックなハンドリングなどをモダンかつ最先端のデザインに融け込ませたというXD3アルラッド。
搭載されるのは3L直6ビ・ターボ・エンジンで、最高出力333ps、最大トルクは700N・mを発生する。
そこにトルクを完全に可変配分する4WDシステムと電子制御式ショックアブソーバーを採用したスポーツサスペンションを組み合わせ、乗り心地のよさを高めながら心地よいハンドリングとダイナミクスを実現。
先代の成功を受け継ぎながら、性能、ドライビング・ダイナミクスと使い勝手のよさが新たなレベルに引き上げられた。
文/高橋 満(BRIDGE MAN)、写真/尾形和美
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