ダイハツのラインナップには、現在、SUVがない。東京モーターショー2019(10月24日一般公開開始)には、市販化予定の新型コンパクトSUV(別記事参照)とともにコンセプトモデル「WakuWaku(ワクワク)」を展示した。WakuWakuは、市販化されたら面白いのに……と、思う内容だった。
WakuWakuは軽規格のSUVである。ボディは全長:3395mm×全幅:1475mm×全高:1630mm。エクステリアは、リアドアのガラスウインドウ部分が樹脂製に換装されているのがポイント。樹脂製パネルはドアに埋め込まれているため、ガラスに交換することは出来ないという。
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ボディは全長:3395mm×全幅:1475mm×全高:1630mm。内外装の多くに樹脂製パーツを使う。デジタル・アウターミラーは、ヘッドライトに装着される。フロント・シート上部はガラス・ルーフ。バックドアは、スズキ「ジムニー」とおなじ横開きタイプである。ラゲッジ・ルームとは別に、ルーフ部分にも収納スペースを設置。ルーフのうしろ半分を開閉して、荷物の出し入れが出来る。出し入れがしやすくなるよう、バンパーがステップになる仕掛けもある。
タイヤは、専用デザインのダンロップ製(サイズは175/60 R16)。搭載するパワーユニットは「現在、検討しています」とのこと。
バックドアは横開き。ラゲッジ・ルームとは別に、ルーフ部分にも収納スペースを設置。ルーフのうしろ半分を開閉して、荷物の出し入れが出来る。タイヤはダンロップ製の専用デザイン。サイズは175/60 R16。エントリーユーザー層に向けたSUVインテリアは、汚れに強い素材を使っているのが特徴だ。シート表皮は、汚れがふきとりやすい人工皮革。ラゲッジルームは、樹脂素材で覆われている。ラゲッジルームは、工具などの収納に最適なボックス付き。
シート表皮は人工皮革。リアシートはリクライニング機構付き。インパネには、ふたつの液晶画面が備わる。ひとつはメーターパネル用で、ダイハツ初の2眼フルカラータイプだ。もうひとつはインフォテインメント用。
ダッシュボード上部にセレクターレバーを設置し、運転席と助手席のあいだのウォークスルーを実現する。乗降性も考慮しており、フロントドアは90°までひらく。
各所にオレンジを使ったインパネまわり。革巻きのステアリング・ホイールは、オレンジ・ステッチ付き。メーターパネルは、ダイハツ初の2眼フルカラータイプ。インフォテインメント用モニターは、タッチ式。ルームミラーはデジタルタイプ。WakuWakuのターゲットについて、米山知良氏(デザイン部第1デザイン室先行開発スタジオ主任)に訊くと「大学生など、はじめてクルマを購入するエントリーユーザー層に向けて開発した」と、述べた。
スクエアなボックス形状ゆえ、筆者が、「想定ライバルはスズキ『ジムニー』でしょうか?」と、訊くと、「(ジムニーは)本格クロカンなので、WakuWakuとジャンルが異なります。WakuWakuはあくまで、ライトなSUVです」とこたえた。
ライトなSUVとなれば、駆動方式は2WDも設定されるのか、と米山氏に訊くと、「申し訳ありませんが、詳細は話せません」という。
本格的なクロカン・スタイルでありながら、ライトなSUVのWakuWakuは、おもいあたるライバルがいない。唯一無二の個性が楽しめる日がくることを期待したい。
文・稲垣 邦康(GQ) 写真・安井宏充(Weekend.)
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