専用設計かと思ってしまうほどのフィッティング
VABのボリュームには細身のスポークデザインがよく似合う!
「笑撃のジムニー改モンスタートラック!」現実的な公道仕様の“リトル”バージョンを製作中!?
2019年に第三世代へと進化を果たし、アドバン鋳造ホイールの主軸を担うモデルとして新しい伝説をスタートさせたRSIII。本格的なデリバリーも開始され、様々なステージで目にする機会も増えてきた。
RSシリーズのアイデンティテイといえば細身の10スポークデザインだが、スポークのサイドカットをいち早く取り入れるなど、先進の技術を導入。スタイリッシュなデザインで、国産スポーツから輸入車まで幅広いユーザーの支持を集めてきたのはご存知の通りだ。
そして、RSIIIへと進化を遂げるにあたり、スポークはより細く、ディスクはよりディープに、これまで以上に立体感のある造形に生まれ変わることとなった。そのデザインは、もはや芸術品と呼びたくなるほどのレベルに達している。
「最新の強度分析により、スポークのタテ断面の高さが強度に大きく影響してくることが判明してきました。そこでRSIIIでは従来よりもタテ断面を大きく取りつつ、スポーク天面は細くしています」とは、アドバンホイール全てのデザインを担当する萩原修さん。
サイドカットについても、スポークの股の部分まで繋がるように入れることで、グラマラス感を強調。フェイスデザインには、よりセンターを落とし込んだ“Super GT-R Design”を加えるなど、アグレッシブなフォルムを構築してきている。
またリム外周部にはダイヤモンド切削加工を施すなど、アドバンホイールが誇る最新の加工技術を余すことなく注ぎ込んだRSIII。軽さや剛性について、妥協ない仕上がりであることは、もはや説明するまでもないだろう。
装着車両はカンサイサービスのVABデモカーだが、ボリュームのあるWRX STIのボディに細身のスポークデザインはジャストフィット。専用設計かと思わせるほど似合っている。サイズは前後とも9.5J×18+45で、タイヤは前後とも255/40サイズのアドバンネオバAD08Rだ。
カラーは、レーシング・ハイパーブラック、ブラック・ガンメタリック、アンバー・ブロンズメタリック、レーシング・キャンディレッド、レーシング・ホワイトメタリックの5タイプが用意されている。
●取材協力:ヨコハマホイール TEL:03-3431-9981
製品仕様
YOKOHAMA
ADVAN Racing RSIII
18インチ:7.5J~10.5J
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