現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 昔は高級車の代名詞だった2トーンカラーがいま軽自動車で流行するワケ

ここから本文です

昔は高級車の代名詞だった2トーンカラーがいま軽自動車で流行するワケ

掲載 更新
昔は高級車の代名詞だった2トーンカラーがいま軽自動車で流行するワケ

 昔は高級車の証であったが今と塗り分け方が異なった

 最近の軽自動車のほぼすべてに設定されているといっても過言ではないツートーンカラー。なぜ設定するのかと聞かれれば「需要があるから」としか答えようがないのであるが、それではなぜ普通車に比べて軽自動車のツートーンカラーが人気があるのだろうか?

パトカーの色はなぜ白と黒なのか?

 そもそもツートーンカラーとはひと昔前までは高級車の証であった。トヨタのクラウンやソアラ、日産のレパードなど、高級セダンや高級クーペに採用されることが多かったのである。ただ、この時代のツートーンカラーは、ボディの腰下、つまり下半分を異なる色にすることが多く、今のようにルーフのカラーを変えるという手法はそれほど多くなかったのである。

 一方、今のようなルーフのカラーを変えたツートーンカラーのハシリともいえるのが、2002年に登場した初代アルトラパンではないだろうか。元々は実用車であるアルトをベースに、外観に個性的な丸みのある箱型フォルムを採用し、低めの車体高ながら広い室内空間を確保した新しいパッケージングを採用したモデル。家電や家具、雑貨などとイメージを重ねた生活感のある親しみやすいデザインを取り入れたことで、自分の部屋にいるようなくつろぎと心地よさを実現したモデルであった。

 軽自動車の場合塗装コストが抑えられる

 そんなアルトラパンにはモノトーンカラーのほかに、ルーフとアルミホイールをホワイトに塗装したツートーンカラー3色を設定したことで一躍人気車種となった経緯がある。

 もともと、白、黒、シルバーといったモノトーンカラーが人気の中心となっている普通車に比べ、ポップなカラーを選ぶユーザーが多い軽自動車だったが、さらに遊び心を持ったツートーンカラーが登場したことで、選択肢の幅が広がったというワケだ。

 また、当然ながらツートーンカラーはモノトーンカラーに比べて塗装のコストも上がってしまうが、ボディサイズの限られた軽自動車であれば、そのコストも最小限に抑えることができる。いくら魅力的なツートーンカラーであっても、エクストラコストが高すぎれば選択されにくくなってしまうだろうから、軽自動車にツートーンカラーというのはベストな組み合わせと言えるのかもしれない。

こんな記事も読まれています

日産の謎解きイベントが話題! 「眠っていたブループリント」は5月6日まで。GWは本社ギャラリーに行こう。
日産の謎解きイベントが話題! 「眠っていたブループリント」は5月6日まで。GWは本社ギャラリーに行こう。
くるくら
トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開
トヨタが新型BEVの『bZ3C』と『bZ3X』を世界初公開
レスポンス
新星アコスタは、”MotoGPのフェルスタッペン”になるか。シーズン途中のKTM昇格はある?
新星アコスタは、”MotoGPのフェルスタッペン”になるか。シーズン途中のKTM昇格はある?
motorsport.com 日本版
【ストリーモ】5/4~6に開催される「GINZA SKY WALK 2024」にてストリーモの試乗体験を実施
【ストリーモ】5/4~6に開催される「GINZA SKY WALK 2024」にてストリーモの試乗体験を実施
バイクブロス
ホンダ新型「ヴェゼル」登場! 3年ぶり“刷新”で何が変わった?  オシャグリーンな「ハント」も新設定の「小さなSUV」約265万円から
ホンダ新型「ヴェゼル」登場! 3年ぶり“刷新”で何が変わった? オシャグリーンな「ハント」も新設定の「小さなSUV」約265万円から
くるまのニュース
ホンダが新型EVの『e:NP2』を発売
ホンダが新型EVの『e:NP2』を発売
レスポンス
三菱自動車、欧州でコンパクトSUV「ASX」の大幅改良モデルを発表
三菱自動車、欧州でコンパクトSUV「ASX」の大幅改良モデルを発表
月刊自家用車WEB
WEC第3戦スパのエントリー発表。フォーミュラE重複の影響多数、ハプスブルクの復帰には疑問符も
WEC第3戦スパのエントリー発表。フォーミュラE重複の影響多数、ハプスブルクの復帰には疑問符も
AUTOSPORT web
超ガチ仕様だし今思えば激安じゃない!? [ランドクルーザー250も70]も超絶魅力的!! でもでも[メガクルーザー]こそ誇るべきモデルじゃないか説
超ガチ仕様だし今思えば激安じゃない!? [ランドクルーザー250も70]も超絶魅力的!! でもでも[メガクルーザー]こそ誇るべきモデルじゃないか説
ベストカーWeb
KTM新型390デューク試乗「実は日本でベストバランスのストリートファイター!?」
KTM新型390デューク試乗「実は日本でベストバランスのストリートファイター!?」
モーサイ
X氏の値引き大作戦 デリカD:5から60.8万円引き!
X氏の値引き大作戦 デリカD:5から60.8万円引き!
グーネット
中国IT大手のテンセントとトヨタ自動車が戦略提携
中国IT大手のテンセントとトヨタ自動車が戦略提携
レスポンス
テスラが日本で全車30万円一律値下げ! 補助金が制限されるもお買い得度ではモデルYが圧倒!!
テスラが日本で全車30万円一律値下げ! 補助金が制限されるもお買い得度ではモデルYが圧倒!!
THE EV TIMES
日産の「NissanConnect」とパナソニックの「音声プッシュ通知」が連携…音声通知で新たな価値を創造
日産の「NissanConnect」とパナソニックの「音声プッシュ通知」が連携…音声通知で新たな価値を創造
レスポンス
ビモータが2025年からSBKに復帰。カワサキZX-10RRのエンジンを使用も、ライムグリーンのKRTは今季限りに
ビモータが2025年からSBKに復帰。カワサキZX-10RRのエンジンを使用も、ライムグリーンのKRTは今季限りに
AUTOSPORT web
【MotoGP】クアルタラロ、ヤマハの復活に向け「ファクトリーの延長線上にあるサテライト確保が重要」
【MotoGP】クアルタラロ、ヤマハの復活に向け「ファクトリーの延長線上にあるサテライト確保が重要」
motorsport.com 日本版
新型「セダン」2台×「SUV」2台 日産がコンセプト4車種相次ぎ発表 北京モーターショー
新型「セダン」2台×「SUV」2台 日産がコンセプト4車種相次ぎ発表 北京モーターショー
乗りものニュース
日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
日産、北京モーターショー2024で新エネルギー車のコンセプトカー4車種を公開
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

132.9172.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.8196.0万円

中古車を検索
アルトラパンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

132.9172.4万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

0.8196.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村