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今や当たり前の便利装備! 時代を切り拓いた初採用の国産車4選

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今や当たり前の便利装備! 時代を切り拓いた初採用の国産車4選

 クルコンが初めて登場したのはなんと55年前!

 自動車の進化のスピードはすさまじく、日々新しい技術を採用すべく各メーカーが開発を進めているのはご存知の通り。しかし、今では多くの車種に採用されている装備も、当然ながら初めて搭載されるモデルが存在する。そこで今回は、今では当たり前になった装備を国産車として初めて採用した車種をご紹介しよう。

一度経験すると付いていないクルマに乗れなくなるほど便利な装備11選

 1)クルーズコントロール

 アクセル操作をしなくても一定のスピードをキープして走り続けてくれるクルーズコントロール。淡々と走り続ける高速道路などでは運転に対する披露を軽減してくれる素晴らしい装備のひとつだ。

 そんなクルーズコントロールを国産車として初めて採用したのは、1964年4月に登場したトヨタ クラウンエイトだ。現在のセンチュリーの祖であり、国産車として初めてV8エンジンを搭載したことでも知られるクラウンエイトに「オートドライブ」という名称でオプション設定されていた。

 遠心ガバナーウェイトと可逆回転の直流モーターを組み合わせたシステムであり、オートドライブスイッチのダイヤルを回すことにより50~120km/hの間で速度を調整できるようになっていた。

 2)カーナビゲーションシステム

 GPSを採用したカーナビゲーションを日本で初めて搭載したのは1990年にデビューしたユーノス コスモであるが、日本で初めてカーナビゲーションシステムを搭載したのは1981年に登場したアコードと兄弟車のビガーであった。

 当時はGPS衛星を用いた測位技術の民生的用途が制限されていたため、精密なガスレートジャイロセンサーとタイヤ回転からの距離センサーによって自動車の移動方向と移動量を検出する方法を使い、透明な地図シートをセットしたブラウン管に走行軌跡として表示するものだった。

 衝突被害軽減ブレーキはじつに15年前に登場

 3)衝突被害軽減ブレーキ

 いまや軽トラックにまで装備されるほど一般的な装備となった衝突被害軽減ブレーキ。しかし、国産車として初めて採用されたのは2003年6月に登場した4代目のホンダ インスパイアと実はかなり最近の装備となっている。

 なお、プリクラッシュセーフティシステムとしては2003年2月に登場した2代目トヨタ ハリアーが先となるが、ハリアーに搭載されたものは警報とブレーキアシストのみで、自動でブレーキ操作は行われないものだった。

 4)センターピラーレススライドドア

 ダイハツ タントやホンダ N-VAN、トヨタ アイシスなどに採用されたセンターピラーレスのスライドドア機構。Bピラーをなくすことで大開口のスペースを実現でき、人の乗り降りや荷物の乗せ下ろしなどの使い勝手が大きく向上した。

 このシステムを初めて採用したのは、1982年に登場した日産プレーリーだった。プレーリーはまだミニバンという言葉が生まれる前に登場しており、「びっくり BOXY SEDAN」とセダンの新しい形というキャッチコピーを使っていたのである。

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