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業界ニュース 2018.12.6

RENAULTってどんなクルマがあルノー?

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カルロス・ゴーン氏の逮捕で、ルノーの文字がニュースに現れることが多くなった。4割超の株保有で日産への議決権があり、対する日産は──とまあそういうことではなく、今回の騒動で「ルノーって何」と思った方も少なくないだろう。日本で販売されている車種を整理してみた。

 ルノーってどんな会社と問われたら、なんと答えるのがいいだろう。本国では小型車から商用車までフルラインアップであることを考えると、「フランスのトヨタ」というのがふさわしいだろうか。でも日産とアライアンスを組んでいるから「フランスの日産」というのがよろしいのか、でももともとルノー日産三菱アライアンスという企業体だから「フランスの日産」というと誤解を招きそうだ。

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 ともあれ、ルノーは大きな会社である。AセグメントからEセグメントまで、SUVも大小含めさらにはバス/トラックまでを生産する。日本における歴史は古く、「日野ルノー」なんてクルマをご存じの方は間違いなく人生の大先輩だ。しかし日本市場の輸入元はなかなか安定せず、それゆえ「通のクルマ」という評価がマニア間の認識だった。2000年にはルノー・ジャポンが設立され、安定したサービスの提供が可能となるとともに、時折企画される「通のクルマ」としか言いようのない渋い特別仕様車が、われわれルノーマニアをうならせる(さりげなくカミングアウト)。

 そんなルノー@日本のラインアップは、3種のハッチバック車に2種のSUV、そして1種の商用ベース乗用車である。

【ハッチバック:Aセグメント】トゥインゴ
【ハッチバック:Bセグメント】ルーテシア
【ハッチバック:Cセグメント】メガーヌ
【SUV:Bセグメント】キャプチャー
【SUV:Cセグメント】カジャー
【商用ベース乗用車】カングー

 先述のとおり、会社の規模としては巨大なので本国ではフルラインアップを誇る。だから【ハッチバック:Dセグメント】とか【SUV:Dセグメント】なんてクルマもあるのだが、ややこしくなるのでここでは省略。




【ハッチバック:Aセグメント】トゥインゴ

 Aセグメントだから日本でいうと……当てはまるものがない……。軽自動車とリッターカーの間というイメージだ。このトゥインゴ、2018年現在では非常に珍しいRRパワートレイン構造で(厳密にいうとMR)、それゆえもたらされる広大なキャビンが売りのひとつ。そしてダイムラー社のスマート・フォーフォーとは姉妹車である。

 大きく分けると「普通」と「速い」があって、前者がトゥインゴ/後者はトゥインゴGTと呼ばれる。

【ハッチバック:Bセグメント】ルーテシア

 日産で例えればマーチクラスのクルマ。いや、大きさからするとノートのほうか。とにかくそのあたりの車両に近いサイズのクルマである。写真では3ドアに見えるけど巧妙にリヤドアがデザインされている5ドアボディなのが現世代の特徴。本国ではクリオという名前なのだが、その名称は日本の某社の販売店の店舗名としてシリーズ化されていた関係で「ルーテシア」と名付けられた。

 大きく分けるとやっぱり「普通」と「速い」があって、前者はルーテシア/後者はルーテシアR.S.と称する。R.S.はマニアに大人気。

【ハッチバック:Cセグメント】メガーヌ

 日産で例えると……ノート? 反則だけどリーフと同等のサイズ。カローラスポーツ、アクセラ、インプレッサなどと同じくらいの大きさといったほうがわかりやすいかもしれない。

 日本でのラインアップは「速い」と「超速い」の2種。前者がメガーヌGT/後者はメガーヌR.S.。さらに「速い」にはワゴンボディも用意されている。R.S.はニュルブルクリンクにおいてFF車最速の座をホンダ・シビックTypeRと争う、猛烈なクルマである。

【SUV:Bセグメント】キャプチャー

 日産で言うところのジューク相当。世界的にこのBセグメントSUVは人気があって、どのブランドも特徴のあるデザインを投入している。もちろんキャプチャーも例外ではなく、欧州でトップクラスの売り上げを誇る。グレード展開は、基本的にモノグレード。

【SUV:Cセグメント】カジャー

 日産では、海の向こうのキャシュカイが姉妹車。わかりにくいのでもう少し説明すると、エクストレイルよりちょっと小さいくらいのクルマ。motor-fan.jpでも日々大活躍のクルマで、編集部では「カドジャー」と親しまれている(Kadjarとスペリングするので)。こちらもモノグレード展開。

【商用ベース乗用車】カングー

 ルノーといえばカングー、カングーといえばルノー(当たり前か)。というくらいアイコンとして認識される大人気車である。商用車ベースというと燃える(萌える)人は洋の東西を問わないらしく、それはやはり日本においても例外ではなかった。

 重い荷物を満載してフランスの劣悪な交通環境のなか走り回ることを余儀なくされるからか、高ストレスがかかってもびくともしないシャシ性能が美点。にもかかわらず室内外がオシャレなので老若男女が等しくノックアウトされる。基本的にモノグレード。



──というわけで非常にキャラクターの立ったクルマをそろえるのがルノーの特徴。いずれのクルマにも共通するのが懐の広さで、何か猛烈に突出しているというわけじゃないんだけど(R.S.は別)気がつくと何の不満もなく、ゆるーくふかーく乗れるのだ。必要以上に目立たず、しかしどこかしら漂う「ちょっと違う」雰囲気。アナタのクルマ選びに含めてみてはいかがだろうか。

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(MotorFan MotorFan編集部)

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