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業界ニュース 2018.11.12

【自動車博物館へ行こう】日本のモータリーゼーションをリードしたのはトヨペット クラウンだった

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愛知県長久手のトヨタ博物館では、1950~60年代の日本のモータリーゼーションの高まりを感じることができるコーナーがある。今回はその中から1955年に登場した初代クラウンを紹介しよう。(Motor Magazine 2016年7月号より)

国産モータリゼーションの出発点となる純国産車

1953年、戦後の廃墟の中からトヨタは立ち上がる。その先兵がタクシー需要に応えて登場した1953年のトヨペット スーパーだった。当時の乗用車マーケットは2万5000台に過ぎず、うち輸入車が4割、国産の4割は技術提携していた国産製輸入車だった。

そんな中、1955年、トヨタはトヨペット クラウンをリリースする。まだまだ日本の道路舗装率の低く、堅牢なることが自動車の第一義だった頃に、高い快適性を打ち出して登場して注目を集めた。

エンジンはトヨペット スーパー譲りのR型48ps、トランスミッションはコラム式3速MT。富裕層のオーナーカーとして、フロントをダブルウイッシュボーンの独立、リアを3枚リーフスプリングとして、快適性を追求していた。

折しも高度経済成長の真っ只中、「白黒テレビ、洗濯機、冷蔵庫の三種の神器の次に来るのはクルマか」と言われていた時代。クラウンはそうした意味でも日本のモータリゼーションの幕開けを示唆していたモデルだった。

1955年1月に登場したこの初代クラウンは、60年には1897ccに排気量を拡大し90psを手にするとともにトヨグライド(AT)を追加している。

トヨタ博物館には、コロナ、パブリカ、カローラなど日本のモータリーゼーションを支えてきた名車たちとともに並べられている。

トヨペット クラウン RS型(1955年式)

主要諸元 ●全長4285mm×全幅1680mm×全高1525mm ●ホイールベース2530mm、エンジン ●水冷直列4気筒OHV ●排気量1453cc ●最高出力48ps/4000rpm ●車両重量1210kg

トヨタ博物館

日本最大級の自動車ミュージアム。トヨタ創立50周年を記念して1989年に開館した。自動車の歴史を伝える施設として、トヨダAA型、トヨペットスーパーRHN型、今回紹介したトヨペットクラウンRS型、トヨペットマスターRR型をはじめ、トヨタ2000GT、1600GT、セリカなどトヨタの名車のほか、1951年式ジャガーXK120、1955年式メルセデス・ベンツ300SL、1955年式フォード・サンダーバードなど、国内外、世界の名車を約160台展示している。欧米車、日本車とりまぜて時系列に展示する常設館のほか、企画展示、日本車コーナー、ライブラリー、生活文化展示などもあり、1日ではとてもすべて見ることができなほどの充実ぶり。クルマ以外にも、芸術的なカーマスコットを展示したコーナーなどもあり、行くたびに新鮮な出会いがある。

●住所:愛知県長久手市横道41-100 
●入館料:大人1000円、シルバー500円、中高生600円、小学生400円
●休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)および年末年始、開館時間9時30分~17時(入館受付は16時30分まで) 
●駐車場:あり
●問い合わせ先:☎0561-63-5151
●アクセス:地下鉄東山線藤が丘駅よりリニモに乗り換えて芸大通駅下車、徒歩5分。クルマの場合は、名古屋瀬戸道路、長久手ICより西へ0.4kmグリーンロード沿い。東名名古屋IC、名二環状本郷ICより東へ4kmグリーンロード沿い。
●展示車両は入れ替えの場合あり。

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(Webモーターマガジン Motor Magazine編集部)

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みんなのコメント

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  • kan*****|2018/11/12 12:42

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    日本のモータリゼーションをリードしたのが、クラウンってのはちょっと異論がある。
    クラウンは、どちらかというと国産乗用車の純国産化をリードしたひとつってのが本当のところである。もうひとつの国産化の雄は、プリンススカイライン/グロリアである。
    当時は、海外メーカーのライセンス生産をして技術的に学んだメーカーが多く、日産はオースチン、いすゞはヒルマン、日野はルノーをお手本にクルマ作りを体得していった。

    モータリゼーションの日本での起源は、1960年代、東京オリンピック前くらいの時代から、というのが定説です。

  • nan*****|2018/11/12 12:55

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    「1953年、戦後の廃墟の中からトヨタは立ち上がる」
     ↑
    記事冒頭のこれ、戦後開発の車両には先ず例の隅部研究所製とされるトヨペットSAから始まりマスターが存在する。
    尚スーパーは中日本、荒川、関自各社が下請けでボディ製造を行っていた為細部のボディ形状等が微妙に異なっている。
    トヨタ戦後開発車で最初に本格的タクシー需要を担ったのは寧ろマスターとスーパー。

    クラウンは寧ろ今と変わらず高級乗用セダン的な存在だった筈、勿論タクシー需要も有ったけどね。
  • fxr*****|2018/11/12 10:52

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    俺はもっと価格の安い小さな大衆車やオート三輪が国産モータリゼーションの出発点だと思うな

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