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業界ニュース 2018.11.5

ポルシェのプラグインハイブリッドで夜のセパンサーキットを疾走する【ポルシェ E-パフォーマンス ナイト in マレーシア】

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ポルシェアジアパシフィックが主催する初めてのイベント「ポルシェ Eパフォーマンスナイト」に参加した。そこでは、パナメーラターボS E-ハイブリッドで “セパン”を走ることができた。
(写真:ポルシェ ジャパン)

夜のセパンサーキットを疾走するポルシェのエレクトリックパワー

ポルシェは誰もが認めるスポーツカーのメーカーであり、当然ながらスポーツカーづくりに長けている。実はそれと同じように電動化にも積極的な自動車メーカーでもあるのだ。

現在のラインナップを見てほしい。911や718ボクスター&ケイマンといった2ドアモデルやマカンにこそまだ用意されていないが、パナメーラ、パナメーラスポーツツーリスモ、カイエンにはラインナップのなかに必ずプラグインハイブリッド(PHEV)を揃えている。
そしてこれもポルシェらしいところなのだが、PHEVがシリーズのトップグレードとなっているのだ。パナメーラターボS E-ハイブリッドしかり従来型ではカイエンS E-ハイブリッドしかりである。 

さてそんなポルシェのPHEVにマレーシア クアラルンプール郊外にある国際格式のセパンインターナショナルサーキットで試乗するという機会を得た。それも夜に、である。どうして夜なのか。それは夜間にも行われるルマン24時間レースの雰囲気を、少しでもポルシェのPHEVで感じて欲しいから、ということのだ。

そしてこのイベントメニューは、ポルシェEパフォーマンスナイトというイベントで、以前はF1も開催されていたセパンサーキットを貸し切りにしてパナメーラターボS E-ハイブリッドで走るというとても贅沢なものだった。

タイカンにも投入されるポルシェの電動化技術

実はこのイベントは、本国のポルシェAGではなく、ポルシェアジアパシッフィックが独自で企画したもので今回が初開催なのだという。そうした場所に立ち会えただけで光栄だが、このイベントの成功を期に今後もこうした企画が検討されているようである。基本的にはユーザー向けのドライビングエクペリエンスなので、今後はみなさんも参加することができるようになるかもしれない。

ちなみにポルシェアジアパシフィックは、2001年10月1日に操業を開始し、現在はブルネイ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、モンゴル、ニューカレドニア、フィリピン、シンガポール、スリランカ、タイ、ベトナムなど12カ国があり、17年は5390台のポルシェが販売されている。

イベントメニューだが、まずは、パナメーラターボSE-ハイブリッドのハンドルを握ってセパンサーキットのフルコース走行、そしてカイエンSE-ハイブリッドを使ったスローム体験、さらにポルシェのテストドライバーの運転で918スパイダーに乗ってフルコースを2周する同乗走行、そして最後にセパンサーキットからクアラルンプール中心街までのナイトドライブ(後席)である。ちなみにカイエンS E-ハイブリッドは日本未導入なので、今回は初ドライブとなった。

ところでポルシェは19年にタイカンを市販する。これはミッションEとして開発していた初の電気自動車で、そこにはパナメーラやカイエンの電動化技術やフォーミュラの参戦により得られたノウハウをフィードバックするのだという。そしてポルシェは25年には、新型車の約半分がPHEVか電気自動車といった電動駆動モデルにする計画を持っている。

ポルシェの電動化モデルの特徴はハイパフォーマンスであるというところにある。そこには当然スポーツカーのDNAがあるということだ。そしてパフォーマンスには絶対の自信を持っている。だからPHEVをセパンサーキットで思いっきり走らせてその実力を知ってもらおうというわけだ。

まずはパナメーラターボS E-ハイブリッドを運転してのフルコース試乗である。天候は生憎の雨。路面もかなり濡れている。先導車に付いていきながら走るのだが水しぶきでほとんど前が見えいようなところもあり、かなりエキサイティングだった。ただしどんな場面でもパナメーラターボSE-ハイブリッドは終始安定した走りを見せてくれる。刺激的ではあるが安心感を持ってハンドルを握ることができた。

インストラクターもドライバーの気持ちを乗せるのが上手い。車載のトランシーバーから終始「グッドジョブ」、「グレート」といった褒め言葉が聞こえてくる。そんな言葉に乗せられながら先導車に付いて行くと、気が付いたらかなりのハイペースで走っていた。セパンサーキットを自分で運転して走るだけでも貴重な体験なのに、それに加えて夜、ナイター照明の付いた環境でのサーキット走行はとても贅沢な経験だった。

完全ウェットな路面でそこまで踏むか!

だが、この日、一番興奮したのは918スパイダーの助手席での経験だ。なにせシートベルトを締めてOKサインを出した瞬間からピットロードをフル加速なのだ。さらにコーナー手前でのフルブレーキ。そしてまたフル加速。路面はまだ濡れているのでズルズルと車体は暴れるがそれもすぐに立ち直る。

ドライバーは「まるでスノードライブだよ、ハッハッハァー」と笑いながらハンドル操作をしているのだ。ストレートでは250km/hまで確認、そこからまたフルブレーキだ。こんなことを何人も乗せ、休む暇もなく繰り返して走ってもまったく音を上げない918スパイダーのパフォーマンスに驚かされた。

昼間の暑さと渋滞が嘘のように夜は快適だ

すべてのサーキットでのメニューが終了して後はパナメーラ4E-ハイブリッドでクアラルンプールの中心街まで戻るだけとなった。インストラクターの運転でナイトドライブを楽しむ。雨はいつのまにか上がり、高速道路はガラガラ。ゆったりと寛げる後席に座ってイルミネーションの美しいクアラルンプールの街並みを眺める……はずだったが時間が遅すぎて(すでに12時は回っていた!)一番楽しみにしていたツインタワーの夜景が楽しめなかった。残念。次回の楽しみにしておこう。 

さて、じっくりとまではいかなかったが、いつもとは違った環境と雰囲気の中、充実したひとときをポルシェのPHEVとともに楽しんだ。ただせっかくならもう少し長くハンドルを握っている時間が欲しかったのも事実である。

ポルシェに乗っていると時間を忘れるほど楽しい。だから数時間のこうしたイベントは本当に一瞬のように感じられてしまうのだ。

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(Webモーターマガジン 千葉知充(Motor Magazine編集部))

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