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業界ニュース 2018.9.9

伝統を守りつつ最新技術を採用! 滅多に見られないトヨタ・センチュリーの内外装に迫る

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 伝統と品格を表す唯一無二のスタイリング

 21年ぶりのモデルチェンジで3代目となったセンチュリー。印象的な形状のヘッドライトとロングボディにより、ひと目でセンチュリーとわかる堂々たるフォルムからは、いわゆる高級感というより、さらにその上の「品格」が感じられる。

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 スタイリング面では、リヤのキャビンまわりのデザインが特徴。ショーファードリブンであるセンチュリーは後席を「上座」とするが、その思想を幅広のピラーを配したリヤキャビンで表現。リヤウインドウまで大きくまわり込む形状のリヤピラーは、後席乗員の安心感を高める効果を果たしている。

 従来型に対して、全長は+65mm、全幅は+40mm、全高は+30mmと全体的にひとまわり大きくなった。全長はレクサスLSより100mm、クラウンより425mmも大きい。国産の乗用車としては最大級だ。それでも最小回転半径は5.9mとし、取りまわし性を確保。ホイールベースは+65mmのほとんどを後席の居住空間の拡大に使っている。

 スクエアなショルダーラインとドアの曲面を組み合わせた「几帳面」という面構成が特徴のサイドビュー。匠の技が見事に表現されている。

 端正を絵に描いたようなフロントマスク。高級車にありがちな押し出し感はなく、内面からにじみ出る品性が感じられるデザインだ。

 格子型グリルの中央部には「鳳凰」を象ったエンブレムを配置。匠による手彫りとなるエンブレムは、クルマごとに微妙に表情が異なるという。

 センチュリーらしさの象徴と言える角形ヘッドランプを継承。6個のLEDを組み合わせたランプユニットを片側あたり4個配置し、状況に合わせて自動的に点灯させるアダプティブハイビームシステムを採用。スモールランプはウインカー点灯時にオレンジ色の点滅に変化する。

 リヤコンビランプは横長タイプで3つのユニットに分かれている。LEDの光線はスリットレンズを通過させることで、点灯面積を確保。電球タイプのような奥行き感のある発光パターンを実現している。ランプの下にリバースランプ、リフレクター、ウインカーを配置。

 新型ではフェンダーミラーは設定されず、ドアミラーのみ。ドアミラーは運転席と連動するプリセットタイプ。

 ドアアウターハンドルは色味を抑えたメッキを細身のパネルに施し、さりげなく上品さをアピールしている。

 ミリ波レーダー+単眼カメラ式の自動ブレーキなどトヨタセーフティセンスを搭載し、安全装備類も充実。

 ノイズリダクションアルミホイールを装備。専用タイヤは乗り心地を優先し、ランフラットではなく従来どおりの空気式を採用している。

 快適なドライブ&アテンドを追求したプロ仕様

 インテリアは、前席と後席がフロア中央部に配置されたタワーコンソールによって、明確に分けられているのが特徴。ただし、本杢のパネルやウールファブリックまたは本革のシートなど、各部の素材については前後席で共通したもので、加飾ではなく本物の質感の高さが与えられている。

 運転席まわりについては、水平基調のダッシュボードにより運転視界が良好で、各操作系も的確な操作、快適な運転ができるようレイアウトされている。後席のエアコン調整や電動カーテンの操作なども前席から行なえるなど、ショーファーにとって必要な機能を備えている。

 ステアリングホイールは本革巻きヒーター付き。左右スポーク部分にはオーディオやクルーズコントロールのスイッチが備わる。パワーステアリングは電動式だ。

 従来モデルではコラムシフト仕様もあったが、新型ではフロアシフト仕様のみを設定。ハイブリッド用の電気式無段変速機で、マニュアルモードも備えている。

 ダッシュボードの右下にはドアミラーの展開/格納&調整スイッチ、アダプティブヘッドライトのオン/オフスイッチ、ヘッドランプウォッシャーのスイッチを配置する。

 ミラーのスイッチパネルの下側にフューエルリッドオープナー、トランクオープナーのスイッチを備える。ETC2.0ユニットは標準装備でカードの抜き差し時に役立つLED照明付き。

 センターコンソール中央部にスイッチパネルを配置。EVモードや車高調整の切り替えや調整ができるほか、助手席や後席(一部)のポジション調整をドライバーが着座したまま行える。

 ダッシュボード中央部に大型のエアコン操作パネルを配置。エアコンは前後左右のそれぞれの席で独立した空調コントロールが可能で、前席で後席のエアコンを操作することもできる。

 メーターは液晶タイプで、ハイブリッドシステムのパワー&チャージメーターを備える。スケジュール厳守のショーファーのため、速度計のすぐ上に時計を配置している。

 メーター中央部には燃費情報や各種車両情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイを配置。ステアリングスイッチの操作で表示を切り替えられる。7インチ液晶メーターは大型で見やすく、複数の情報を同時表示可能だ。

 ダッシュボード、ドアトリム、ドアスイッチなどに配するウッドパネルは木目調ではなく本杢仕様。木目の方向や左右対称性を揃えるために複数の木材を組み合わせ、手作業で塗装や磨きが行なわれている。写真のブラウンカラーのほか、本革シート仕様ではアッシュカラーも選ぶことができる。

 照明付きバニティミラーは前席だけでなく後席にも備えられる。使用中でもドライバーの後方視界の妨げにならないよう適切なサイズに設定されている。

 万が一の事故や急病で運転操作ができなくなった際に、専門のオペレーターが警察や消防に連絡する「ヘルプネット」に対応。エアバッグ作動時には自動でオペレーターに接続する。また、ドクターヘリなどの出動判断を行なうD-Call Netにも対応する。

 最上のくつろぎを提供するエグゼクティブシート

 センチュリーのインテリアは、最上のくつろぎ空間を実現するために専用に設計。室内空間は、室内幅や室内高は従来型と同数値ながら、室内長および後席の頭上空間は大きくなっている。

 シートはクッションにコイルスプリングを内蔵し、さらに体圧分布を最適化することで乗り心地を向上。ウールファブリックと本革シートが設定され、全席が電動シートとなり、後左席にはマッサージ作用のあるリフレッシュ機能を備えている。そして、シャシーやタイヤのチューニング、遮音材の適正配置によって乗り心地および静粛性が高められ、快適な室内を実現した。

 コイルスプリングを内蔵し、高級ソファーのようなクッション性を備えたシートは全席電動タイプで、シートポジションメモリーも備える。VIPが座ることになる後左席はその究極と言え、乗り心地や快適性は別世界のもののようだ。

 標準仕様のウールファブリックシートは、写真のグレーのほか、ブラウン/ベージュの計3色が設定されている(レースのハーフカバーはオプション)。

 後席は左右ともに電動リクライニング&スライド式。左座席は3パターン、右座席は1パターンのシートポジションをメモリーさせることができる。

 助手席は後左席用オットマンを装備するほか、運転席または後席からの操作により、ヘッドレストが倒れて前方にスライドするなど調整することができる。

 前後席を仕切るタワーコンソールには、11.6インチのディスプレイを配置。SDカードやブルーレイディスクのスロットも備え、トヨタプレミアムサウンドシステムにより音楽だけでなく映像も楽しめる。

 運転席は3つのシートポジションをメモリーさせることができる(ドアミラー位置も連動)。また運転席、助手席のシートベルトアンカーは高さを調整でき、そのスイッチがシートに配置されている。

 メーカーオプションで本革シート(写真のブラックまたはフロマージュ)を設定。本革シート仕様では、全席にシートベンチレーション機能を採用。最上のくつろぎ空間を目指し、足もと空間や頭上空間を拡大。乗り心地や静粛性も格段に高められている。

 低く設定されたサイドシルとフロアマットがほぼ同じ高さになっているため、乗り降りもスムースに行える。

 後左席だけに「リフレッシュ機能」を装備。シートに内蔵された複数のエアプラダが連続して膨張・収縮を繰り返すことで、マッサージチェアのような効果が期待できるもの。後席アームレストのリヤマルチオペレーションパネルで操作できる。

 広く大きなトランクルームは使い勝手も良好

 センチュリーのラゲッジスペースは、薄型ながらボディサイズの大きさを生かし、前後長および左右幅を十分に確保することで、ワゴン車なみの大容量を実現。ハイブリッド仕様のためトランクスルー機能は備わらないが、用途として想定されるゴルフバッグの積載に関しては、9.5インチクラスを4個積載することが可能だ。

 ユーティリティ装備については、センチュリーらしく後席用のアイテムが充実。リヤコンソールボックス、マガジンラック、読書灯、テーブル、靴べら差し、電動カーテン(オプション)といった、センチュリーならではの装備が充実している。

 セダンボディならではのフラットで開口部の大きなトランクルーム。ゴルフバッグを横積みで4個積載できる。484L(スペアタイヤ装着車では431L)と十分な容量を確保している。※寸法は実測値

 トランク開口部のフロアは690mmと低いため荷物の積み降ろしがしやすい。トランクリッドは電動開閉式で、ボタン操作で閉じることができる。※寸法は実測値

 トランク下のデッキアンダートレイには車載工具を配置。「毛ばたき専用ケース」も用意されている。

 4つのドアすべてがイージークローザー機能付き(トランクも)。また、ドア開閉時およびクローザー作動時の作動音も極小に抑えられている。

 後席乗り込み口の地上高は、乗用車としては相当低い。後席ドアは45度ぐらいの開度までは、どの位置でも止められるフリーストップ設計。また、後席ドア開口部が従来型より拡大され乗り降りしやすくなった。※寸法は実測値

 後席中央部のアームレスト部分に、収納式のテーブルを配置。こちらももちろん本杢のウッドパネルだ。

 後席ディスプレイの下側にSDカードスロットと上下2段式の収納スペースを設置。上段は引き出し式、下段はフラップ式となっている。

 後席左右のルーフにLEDの読書灯を配置。また空調のダクトも備えている。暗いところでの操作性を考慮して、スイッチは大きめに設計されている。

 リヤドア、リヤウインドウのカーテンは、単一グレードとなるセンチュリーでは数少ないメーカーオプションのひとつ。ドア側は手動式だが、リヤウインドウカーテンは電動式で、後席および運転席から開閉操作が可能だ。

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(WEB CARTOP office mushroom)

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みんなのコメント

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  • fum*****|2018/09/09 18:09

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    どこから見ても本当に品があるエクステリアだ。
  • nic*****|2018/09/09 19:29

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    昔のクラウンは、これに匹敵するくらい品格があったんだけどね。18系あたりから方向が変わり、新型は完全に安っぽい仕様になった。国内専用なんだから、センチュリーのように伝統は貫いて欲しかった。
  • oku*****|2018/09/09 18:16

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    シートの材質にウールファブリックがあるのが良いね。
    本革シートだけになっては、座り心地悪いから。
    まあ、座る事無いけどね。

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