ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド(ヨッテク)2018が7月20日(金)、21日(土)にパシフィコ横浜にて、開催されました。ヨッテクは、「探しに行こう! 暮らしに活きるリハビリテーション」をサブタイトルに実施。「移動」「暮らし」「プラスワン」を2013年に掲げてリニューアル。3年サイクルでテーマに沿った企画を展開しており、2018年は「暮らしを彩るプラスワン」を全体テーマとしての開催となりました。クルマ関連の出展は4つ。各ブースから、注目の4台をピックアップして紹介します。
神奈川トヨタ自動車/トヨタレンタリース神奈川のブースでは、一風変わったプロダクトが展示されていました。 その名もJINRIKI QUICK。
JINRIKIシリーズは、けん引式車いす補助装置と呼ばれている車いすに装着するバー。 その名の通り、押すのがメインの車いすを人力車のように引くことができるようにするというものです。けん引時は前輪を浮かしたスタイルとなるため、障害物を避けやすく段差などもクリアしやすいようになるのが最大のメリット。 なかでもQuickは、通常の車いすにワンタッチで取り付けられ、緊急の避難時などにも有効となっています。
車いすの前方のフレーム(パイプサイズがΦ17~25ミリの車いすに対応)に取り付けることが可能です。
また、センターのアジャスターによって、パイプ外寸法で380ミリ~525ミリの幅の車いすに対応します。
JINRIKIシリーズは、株式会社JINRIKIの製品ですが、神奈川トヨタ自動車/トヨタレンタリース神奈川の2社でも取り扱うことになり、展示とあいなったというもの。車いすとセットで初めて有効になるアイテム、そしてモビリティ・ギアだけに、福祉車両とともに展示されていることの大切が感じられるブースでした。
また、トヨタレンタリース神奈川では、トヨタの福祉車両ウェルキャブシリーズのレンタカーもラインアップ。「車いす仕様車」「サイドリフトアップシート車」「助手席回転スライドシート車」などが用意されているとのこと。種類により装備は異なりますが、シエンタやポルテサイズから、レジアスエース(ハイエース)サイズまで、ボディタイプも豊富。身体障害者手帳・療育手帳などで基本料金が10パーセントオフにもなるとのことです。
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