スズキは2018年7月27日、2018年6月の四輪車の生産・国内販売・輸出実績の速報を発表した。
■生産
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6月に国内で生産された台数は88,138台で国内向けの生産が増加。これは前年同月比108.7%で、前年同月比は2カ月連続での増加となる。
海外生産では、インド、パキスタンなどでの増加傾向が続いていて、6月実績の176,309台は前年同月比で107.4%。18カ月連続増しての前年同月比を上回っている。
この海外生産の伸びに支えられる形で、世界生産も5月からはやや減少したものの264,447台と好調をキープしており、前年同月比は18カ月連続増の107.8%。また2018年累計でも1,500,844台は前年同期比107.3%と好調を示している。
2018年累計(1~6月)は、国内生産は497,975台と国内・輸出向けが共に減少し、前年同期比が98.9%と下回っているが、海外生産は期間累計が1,267,257台、前年同期比が111.1%と1~6月実績として過去最高となっており、世界生産でも前年同期比104.4%と、3カ月連続の増加となった。
■販売
国内販売は軽四輪車の6月実績は51,667台で、これは前年同月比で107.0%。3カ月連続の増加となった。新型スペーシアの好調が続き、これが国内販売全体を押し上げることとなった。
登録車は軽四輪車の1/4程度ではあるが、11,700台で前年同月比で118.9%。こちらは10カ月連続増しての前年同月比増加で、新型クロスビーの上乗せ、スイフトの増加が効き、5月に続き6月として過去最高の台数となった。
合計63,367台という販売台数も、前年同月比109.0%で、3カ月連続しての増加と順調な販売傾向が続いている。
2018年累計(1~6月)でも、軽四輪車ではスペーシア、ワゴンR等が増加、前年同期比102.5%と前年実績を上回り、登録車も新型クロスビーの上乗せなどにより前年同期比114.0%、1~6月実績として過去最高となっている。
■輸出
輸出は、2018年初めはやや低調だったものの、中南米向けなどが増加し、6月実績は16,788台、前年同月比102.4%で2カ月連続の増加となっている。2018年累計(1~6月)でもアジア市場の好転から、累計94,102台で前年同期比100.7%となり、2017年と同程度まで回復している。
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